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忘れてしまっていたこと(スタンディングバー経営者としての視点)

今晩は。
お久しぶりの投稿となってしまいました。

私は小さな街でスタンディングバーを経営しています。
オープンして12年が経ちました。

ここ数年、コロナ禍というものに見事に飲み込まれ、街から人が消えました。

1年間で何度も休業したり、よし!これからというところでまた人が居なくなったり。

夜の街が暗闇になるを経験しています。

ここ最近、少しずつ人が増えてきて今、立ち上がり時だと感じている中である人に言われた言葉。

「酒場は、男の浪漫を、哀愁を感じる、ドラマがある場所じゃないの?」

その言葉にハッと。オープン当初そんな酒場を目指して日々奮闘していたことを思い出したのです。

日々ドラマがあり、ハプニングがあり。
浪漫があり、哀愁があり。
ドキドキが芽生えたり。
人生を振り返り感じる場所。
出会いがあり、別れがあり、人間が交差する場所。

繁盛店とはそういったものを詰め込んだ、"人間ドラマがあるお店"

そんなお店を作り上げていくには、お店も立ち止まらず、お客様を楽しませるために成長する必要があるのです。時代に飲み込まれるのではなく、粛々と。

私は繁盛店を作ることを忘れていました。

コロナ禍に翻弄されて、大切なことを忘れてました。危ない、危ない。

もちろんスタンディングバーだけで生きていくには辛い時代です。様々な学びの中でお店とは違う仕事で日々、積み重ねていることもあります。

でも、私にとって大切にしてきていたお店の目的を忘れかけていました。そう、時代に流されて。

時代や環境、色々な事を理由にするのは簡単です。でも、自分の中にある原因も実はありますよね。

「流行るとお店(サービス)とは」をもっと深く追求して、この仕事を楽しんでみたいなと感じるこの頃です。

時代の波には落とし穴が沢山あるからこそ、流されずに生きていかないといけませんね。

自身の大切なものを守るために、ただ流されるのではなく、日々学ぶ必要がありますね。

本質を教えてくれる方がいて幸せです。

同じように、時代や社会に流されず、自分のお店や仕事、サービスを繁盛させるという思いを持つ仲間と出会いたいです。


さて、美味しい味覚が溢れる秋。
この時期はグリーンレモンも旬です。

レモンサワーをグリーンレモンで作ると、ほどよい苦みとフレッシュさがたまりません。


焼き秋刀魚に合わせても最高。
芋たきなどの温かいお料理にも。

お試しくださいね。


お読みいただきありがとうございます😊
それでは、また。

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