お前の話は聞いていない
こんにちは。久々にコーチングについての記事です。前回の記事から、何名かコーチングの応募があり、実施させていただきました。僕自身も、いろいろ勉強になっています!
コーチェットのプログラムを2月に終え、少し時間が経ちました。
前回の記事は、タイトルはふざけていますが、簡単にいうと「人の話を聞け」という話でした。
そして、人の話を聞くのは難しい。
今回は前回に続き、コーチングを行う上での、コーチ側の視点で、気をつけるべきことを紹介します。
コーチングとは、「クライアントの中にある考え方を、クライアント自身が引き出すことを手助けするプロセス」であると前回も説明しました。
クライアントの中にある考えを、クライアント自身が引き出すことを手助けするために、コーチができることはなんでしょうか。
クライアントの考えを肯定し、クライアントの中にある考え方を、自白しやすい環境を整えること。
クライアントが自覚できていない考え方を引き出すために、適切な質問をすること。
言い換えると、相手に対する肯定力、洞察力に満ちた質問力。
この二つが、とても重要だと思います。
そこで!
自分がコーチとして、コーチングしているときの癖というか、ついやってしまいがちなことがありました。
それは、、、
自分の話を、してしまうのです。。。
クライアントが自分にとって知見のありそうな分野で悩んでいたりすると
僕の時はこうでしたね。
こうすると良いのでは?
などと、自分の話をしたり、自分の回答を述べてしまうのです。
これは、コンサルタント経験者にありがちな気質かもしれません。
いいですか?
コーチングとは、
「クライアントの中にある考え方を、クライアント自身が引き出すことを手助けするプロセス」
です。
「クライアント自身が」引き出すのであって、「コーチの考え方をもとに」引き出すものではないのです。
コーチの意見によって解決するのであれば、それはコンサルティングサービスとなります。
日常生活に置き換えてみても、実はこの手のコミュニケーションは横行しています。
相手は特にコンサルティングを求めているわけではないのに、勝手に「こうした方がいい」とコンサルティングしてくるやつがいます。
そう!私などは、まさにその傾向があるのです。ああ、やだやだ。
一応弁明すると、この手の癖がある人は、常に自分の頭で考えようとしているので、そのこと自体は悪いことではないと思います。
ダメな点としては、相手がそれを求めてなさそうな場面でも、自分自身の正当性を証明したいのか、考え方ことをとりあえず吐き出したいのか、「こうした方がいい」と言ってしまいます。
しかし、日常生活においては、大抵の雑談で相手はソリューションを求めておらず、「こんなことがあったんだよ」という話をしたいだけで、「そうだったんだね」と受け入れて欲しいとか、共感されると嬉しいというだけであることも多い。
そういう期待値のなかで、「いや、それはダメだ!こうすべきだ!」とか言い出すと、めんどくさい奴になってしまう。
なので、コーチング時に、クライアント話を遮り、自分語りを始め出すのは論外なわけですが、日常生活においても、不必要に自分の話が長い人は確実に存在します。
比率としては全体の2〜3割程度と感じているのですが、「この人の話、すごい長いな。まだ続くのかよ」と感じることがあります。特に承認欲求強めな女性に対して感じることが多い。あと、おっさんも長めな人たまにいます。
質問が続くとか、相手からあなたの話を聞きたいですムードが漂う時は良いのですが、「お前、話長くね?」という空気を読めない人、いますよね。
お前の話は聞いてない
というのは、コーチング時におけるコーチとしての心構えとして持っておきたい。という話でした。
しかし、案外日常生活にも適用できる話です。
なぜか居心地良く感じる人って、いますよね。
その人は、たぶん、自分の話をしまくっているより、聞き上手なのではないでしょうか。
聞き上手な人を相手にすると、自分の考え方が整理されて、この人と一緒にいると有意義かも。と思ったりするのでしょうね。
前回の「人の話を聞け」という概念の言い換えとも言えるのが、「お前の話は聞いてない」という話でした。
はい。最後に、また「コーチングキャンペーン」のご案内です。
問い合わせ先:梅木のtwitterのDMかFBのメッセンジャーで「コーチング希望」ただし、匿名アカウントからの問い合わせはリスクと判断し、受けません。プロフィール開示可能な方に限ります。
応募内容:できれば「なぜコーチングに興味を持ったのか」を教えてください。単に「梅木に会いたいから」という人はお断りします。
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定員:5名程度。早い者順ではないですが、応募者が多すぎると全員は受けれません。
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補足:無料なので、コーチング受講後は何かしら感想をいただき、梅木がコーチとして活動する際の「User's Voice」的なものに使わせていただきたいので、感想いただける方を優先したいです。
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ありがとうございます!サポートは希少なのでとても嬉しいです^^