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米国株2019年IPO銘柄15社のチャートを検証:IPO銘柄を買うのはいつが最適か?

今週は米国市場ではSnowflakeやUnityといった注目銘柄のIPOがありました。昨夜はUnityのIPOでしたが、結構買いたい人がいたそうで。

しかし、IPO当日に買うのはどうなのでしょうか?過去のチャートから振り返るということで、2018年米株IPO銘柄の検証を先日しました。

今回はその「2019年版」ということで、徹底的に過去のチャートを見ていきます。結論としては前回同様、「IPO初日に買うのは得策ではない」というのが、私の主張です。

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目次にある銘柄名の横の数字は「IPO初値から最大株価の倍率」()内はIPOからの経過年数。

1.ZM(4月):7.35倍(1年半)

スクリーンショット 2020-09-19 14.09.53

IPO:2019年4月
直近時価総額:124.7B
初値:65ドル
最高値:478ドル(2020/9/1)
最大倍率:7.35倍(1年半)
ベース①:2019/4〜2020/2(107ドル)
ベース②:2020/2〜2020/3(135ドル)
ベース③:2020/4〜2020/6(181ドル)
ベース④:2020/7〜2020/8(280ドル)
ベース⑤:2020/9〜(478ドル)

2019年IPO銘柄で最も成績が良かったのはZMでした。ZMは過去に個別分析も出しているので、もう見飽きた感がw チャートを見ずに空で言えるレベルに。逆にいうと、それくらい熟知しているのって、ホルダーとしては望ましい状態かなと。

何度も指摘している通り、ZMは一度も決算を外しておらず、上場後6度の決算でパーフェクトゲーム。上場後1年半にして既に公募の7倍以上となっており、遠くないうちにテンバガー達成となるでしょう。2018年組で最も成績が良いDocuSignよりも短い期間で達成しそうです。

しかしZMも値動きが良いのは2020年に入ってからであり、2019年のZMはかなり不遇でした。2019年6月にIPO後初決算で買った私は、長らく含み損を抱えていました。。

1回目のベースとなる2020年2月にコロナショックからコロナバブル銘柄としての期待が乗ったあたりで入っておくのが、投資期間に対する上昇率では割が良いです。2019年に含み損で抱えておく必要は決してありません。

実は私の最初のYouTube動画は2020/3/4の下記なのですが、当時ZMはまだ120ドル程度でした。半年で3倍以上に化けるとは。。最初の動画は、ホリエモンフレイバーが漂っていて、相当恥ずかしいですけど、過去検証のために貼っておきますw ZMが良くて、Slackはダメだと言ってます。当たってる。

ちなみに2020年9月18日時点では、ZMの時価総額はShopifyをも超えて約13兆円です。

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