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「R-1グランプリ 2023」が終わりました。

先日、「R-1グランプリ 2023」が終わりましたね。なんかやらせ疑惑みたいなのが出ているみたいですね。470点と書かれたサンプル的な画面が映り込んでしまって、審査員は台本通りやっているんじゃないかって。んなあほな。
 
これは現代人の一面ですね。私も気をつけないといけないのですが、ある部分を切り取って、そこを無限に深読みしていくということ。根拠のない自説・持論を展開すること。まあ、オタク社会ってそういうことだと考えています。つまり、ふと見たものにこだわる傾向ですね。

 
それはともかく、個人的に印象に残ったのは、まず寺田寛明。いいですね。塾講師をしているから、自分の得意分野なんだろうな。いろんな言葉のひっかかる部分を★ひとつで表現するのも現代的だし、オーソドックスだけれどもスタイリッシュ。まだまだ聞きたい、という感じを残してくれる。
 
それから、サツマカワRPGも印象に残りました。不思議な雰囲気のまま、ギャグを連打していくので面白い。カベポスターの永見さんもよかったと思います。細かいですね。わかるわかる感は多い。ただ、突き抜けていく感がないと難しいか。
 
こたけ正義感は、たたみかけ感があって上手なんだけれども、去年とあんまり変わらなかった印象。全然違うネタが見て見なかったかな。独自の路線なので、今後に期待しています。
 
田津原理音は、まあギャグの数も多かったし、よかったですねぇ。手間がかかっている。このスタイルでどれぐらいパターンがあるんだろう? 木になります。あと、普通の絵とぶさいくな絵の違いは何なん? カメラのズームイン・ズームアウトは、何回ぐらい練習したのか。手首の調子が気になる。
 
コットン・きょんは、数年前の漫才(コント)はもうひとつという感じだったんだけれども、最近のコンビでもピンでも、想像力が爆発しています。

ただ、炊飯器のふたは開きっぱなしだったので、開閉ができたほうがよかった。例の音楽がかかって、ふたが開くたびに笑える気がする。桜の代紋がついたほかのアイテムが増えてもいいけど。
 
Zoomネタはちょっときれいすぎるかな。これはこれでもっと広がるかも。時間が短いね。もっと見たい。彼はコンビでもピンでも、長尺の方が狂気的な部分が出てきそう。ただ、今回はきれいすぎた。もっとギャグを求む。
 
いつも行く京都・祇園花月では、なかなかピンネタが見られない(やっているのを知らないだけか?)。劇場で、まとめていろんな人を見てみたい。
 
あと、個人的には、最後にシブサワ・コウが出てきたのに感動した。リコエイションゲーム。では、また次回。(梅)

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