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リモート店主はじめました

私が東京で会社員として働いていて、偶然長期休暇をもらえることになった。
そして私は今の仕事に疲れていて、転職すべきか悩んでいた…。

そうだ、実家の京都に行こう。

妻に事情を説明し、京都に行ってリフレッシュしてきていいか?と、話してみると、快くOKがもらえた。私が精神的に悩んでいることを知っていたのだろう。京都に帰って、母や兄に相談すれば、少しは元気になって帰ってくるだろうと妻は思ったに違いない。

母は私のことを心配し、色々と励ましてくれた。超ポジティブシンキングの持ち主だ。小旅行に出かけよう! ということになり、滋賀へドライブ。
桜や水仙の花が綺麗な季節。

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ドライブはいい感じだった。
どんなカウンセリングよりも心地よい。

時間がたくさんあるから、自分の思考やちょっとした悩みも明るく話すことができた。仕事を変えた方がいいんじゃないか?なんてアドバイスももらったり。やはり、自分に合った仕事をするのが1番だなぁ。と、思っていた。

京都に住む兄にも会うことができた。
兄は思ったよりも元気そう。と、労ってくれた。兄の近況も聞くことができ、京都の三条京阪の近くにシェアハウス向けの古民家を購入した。なんて話も聞いた。

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誰しも、悩みはいくつか抱えているのだなぁ。
龍安寺の静けさのおかげなのか、ちょっと気持ちが楽になった。

楽しい時間はあっという間に去っていき、そろそろ東京に帰宅する予定を母に話をしていた。

私:帰りに新幹線で「ばら寿司」を食べて帰るから昼ごろの電車にするわ。

母:あんた、ばら寿司好きか。私、お店やりたいねんけど。

思わぬ形で母が描いていて夢を聞くことになった。
詳しく話を聞いてみると、観光地である宇治でお店を開こうと考えていたようだ。ただ、このコロナ禍で観光客などほとんどいない。

そうだ。もしかすると兄のシェアハウスで開業できるかも。

そんな思いで、兄に相談してみることに。
そしてすぐに兄のシェアハウスを内見してみることに。

しかし、飲食店を出店するには多額の工事が必要だとわかった。

なんとかならないかと諦めかけていると、兄が。

兄:知り合いの古民家ならランチタイムだけタイムシェアできるかも。

と、その知り合いに話を通してもらい、話がとんとん拍子に進んでいった。

母1人でがお店をオープンするには、ネットでの集約や出店準備など1人ではできないということになり、私が東京に住みながらリモートでばら寿司屋を経営することになったのだ。

次回は、お店をオープンするまでのバダバタ劇を書いていこうと思う。

それではまた。



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