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第13回GP旧枠モダン 参加レポート~Elder Steroid~

お世話になっております。おんそくでございます。

11/5(土)開催のGP旧枠モダンに参加してまいりました。

2022年最後の大規模大会でもあり、さらにこの大会はPT旧枠モダンへのクオリファイでもあり、ポイントレースと上位入賞により12/4開催のPT旧枠モダンへの参加権利を得ることができ、熾烈な争いが予想される大会です。

私は手が滑ってこちらのクオリファイで優勝してしまったのでPT旧枠モダンへの出場権利を持っていたのですが、GPで優勝してイキりたいという欲望を止めることができませんでした。(隙在自語)

GPで勝ってタイトルが欲しい…欲しくない…?
今までタイトルとかと無縁の人生だったので、趣味くらいは本気でやりてぇよなぁ~オタクなんだからよぉ~。


デッキリスト

御託は置いておいてさっさとリストを載せます。

リストが美しすぎて上腕三頭筋がパンプしてきたね。

デッキ選択

これまでGPに出るときは部族+総帥の召集とかいう謎のゴミデッキで出場しておりましたが、1年以上旧枠モダン村で暮らしていると流石にステロイド、カーミックボンバー、青〇コントロールみたいなマジレスデッキに勝てないデッキはデッキじゃないのでは?という考えに至ったので、
前回のクオリファイで持ち込んで好成績を残した「ステロイド」で出ることにしました。

ステロイド(本物)

GPまでの間に複数回旧モファイトクラブなどの大会にでて、改めて自分は押し付けるデッキじゃないと捌きをミスって負けるという現実を突きつけられたため、クリーチャーを横に倒して顔面を焼くと勝てる、圧をかけ続けられる、マウントデッキを使わないとダメだなという個人的なスキルも理解でき、ステロイドに全振りする決心がつきました。
大会は出得。

デッキ解説

PTQに出た時のデッキリスト(上記アメニティードリーム新宿店様のTwitterアカウントの写真参考)からの変化は…

・猫族の戦士、ミリーをサイドアウトし、ヤヴィマヤの古老へ変更
・火力を火葬→ウルザの激怒に変更
・踏み荒らし→起源へ変更

こんな具合です。

PTQに出た時点でのデッキ構築コンセプトとしては、

・先人様(メグスケさんの使用デッキカイザさんの使用デッキ)のデッキを参考にしたステロイドの強みを維持しながら
・カーミックボンバーに勝てる構築にする

という2つを頭に入れて構築しており、これを最新の環境に合わせて調整していきました。

メイン

先人様のステロイドの記事を熟読した結果ステロイドというデッキは、
・2ターン目に密林の猿人に怨恨つけて殴る
・2ターン目に獣群の呼び声を唱える
という2種類のドブンパターンがあり、この2種類のパターンを目指して2ターン目からプレッシャーをかけていくのが基本理念と読み取りました。

それに必要な
ラノワールのエルフ、巨大化、稲妻、密林の猿人、怨恨、極楽鳥、獣群の呼び声
この28枚までは絶対に確定のスロットだと思います。
残りの10枚がフリースロットなのでここで個性を出していけるデッキかなと思います。

先人様のデッキではスキジックが採用されていましたが、稲妻でテンポロスするのが無理すぎたので、ただの最強カードである包囲攻撃の司令官をフル投入
除去一枚で解決できない、一枚でネビ盤を切らせられうる、生き残ったら最大13点の旧モにおける最強打点を出せるカードなので入れられるデッキなら4枚入れたいカードですね。
このデッキの前に包囲攻撃の司令官をいれたステロイドはなかったと記憶しておりますが、このカードの差だけでステロイドミラーにも勝てるのでマジで最強カードです。

土地22枚より増やすのはスロット的にも速度的にもかなり厳しいので、包囲攻撃の司令官が出せないというパターンがあった+カーミックボンバーのなだれ乗りへの耐性という2種類の場面で優秀なヤヴィマヤの古老を投入。
ドローもできるし殴れるので腐りにくくてグッド。

ヤヴィマヤの古老を入れるならフラッド受けられる起源を2枚メインから投入し(まろさんありがとう)、火力に関しては明らかに多い青系のコントロールに対してカウンター貫通して焼けるウルザの激怒をメインから投入する形で38枚のスロットが完成です。

土地

森を7枚以下にするとゴリラが暴れられない可能性が許容できない確率で発生すると複数の試行で判明。
限界ギリギリが7枚だと感じたのでこの枚数。
樹上の村はタップインがマジできついので本当は4枚ほしいですがグッとこらえて3枚。
ペンデルヘイヴンは森がないときの猿とラノエルを無理やり打点に変えられる最高のカード。
このマナベースはちょっと自分の中ではいじる余地がないかなという感じです。

サイド

起源→青系のコントロールに追加でサイドイン
帰化→青系のコントロールにサイドイン 
ウルザの激怒→青系のコントロールにサイドイン 以上3種類は稲妻2と巨大化4を抜いて入れ替え
スパイクの飼育係→起源をサイドインした時や、ステロイドミラーに対してサイドイン 2枚いらん説があります。
猫族の戦士、ミリー→ステロイドミラーにサイドイン 古老と入れ替え
地の封印→カーミックボンバー、青緑系の起源を使うデッキに対してサイドイン 起源2となんかいらなそうなのを2と入れ替えです ここがあいまいですがウルザの激怒あたりがいらない可能性大
ハリケーン→トリコロール系デッキにお守りとして こいつで5点与えて詰め切った試合があったので神カード(ほんとか?)

基本環境デッキしか見てないサイドです。
2枚ほど怪しいので調整の余地あり。

大会結果

R1 トリココントロール

〇×〇
前回チャンピオンのぽかざきさんとのマッチアップ。
G1は諸々のミスに付け込んで密林の猿人に怨恨つけて殴ってたら勝ち。
G2は稲妻の天使が2匹突っ込んできて死亡。
G3はお互いにマリガンしまくったうえになんも引かない時間がたくさんありつつ、密林の猿人に怨恨つけて殴りながら最後はハリケーンで5点削って勝ち。最強カードか?
ちなみに3試合で一枚も獣群の呼び声引いてなくて草。

R2 ステロイド

〇〇
前回のGPでボコられたカイザさんへのリベンジマッチ。
G1はリバーボア初動のもっさりした動きに付け込んで象にランカーつけて殴って撲殺。
G2はお相手の起源に対して象2枚+怨恨2枚でうまく起源倒さないように1対1交換を繰り返してライフ削って稲妻ぶち込んで勝ち。
相手の7点パンチスルーして足を止めずに顔殴ったのが効いた。

R3 ついえし希望

×〇〇

噂には聞いてたものの初めて対面することになるデッキ。

旧モやってないと絶対見ないカードだと思う

ついえし希望置いて相手のクリーチャー戻しながら自分のETB持ちのクリーチャー(神秘の蛇とか花の壁)を使いまわして一生アド取るデッキです。
起源まで入っており、リソースが尽きない強力なデッキでした。
ステロイド的には象が消滅し、怨恨は付け直されるしで割と最悪なデッキです。

G1はついえし希望2枚おかれて蛇使いまわされて詰み。
G2は象4枚引いてきて顔面を殴ってたらリソース差で圧倒して勝ち。
ついえし希望引かれなかっただけ~。
G3は象、包囲攻撃の司令官と展開してうっかり包囲攻撃の司令官が通ってフルパンしたうえで4体全部顔面に飛ばして撃破。

R4 R5


どちらもID。
R4のネザーゴーは基本有利+サイドボードかなり厚めにとっているのでフリプで勝利。
R5はセレズニアステロイドで絶対勝たんと思ったのでフリプせず逃げる(カス)。
この時間は各地の情報収集+喫煙で休憩。

3-0-2でSE4位抜け
前回の雪辱を晴らしたンゴねぇ…。

SE1 グルールムーン

〇〇

ちょっと考えていた月メインから入れているグルールムーンと接敵。
実質はステロイドミラーなので殺意を込めてクリーチャーを横に倒します。
G1はお互いに殴りあいからスタート。
「ジャイグロも稲妻も持ってない!樹上の村アクティベートしてパンチ!」
というありえないパンチが通った3点が効いて最後のドローで引いてきた稲妻も含めて顔殴りきって勝ち。
一世一代のブラフパンチが成就。
G2はヤヴィマヤの古老が効いて先に包囲攻撃の司令官が着地。
相手も返しに包囲攻撃の司令官を置いてくるがフルパン+火力+顔面にゴブリン発射で顔詰め切って勝利。

SE2 黒単

〇××

いつも仲良くさせてもらってるモタローさんの優勝デッキ。
デッキ解説からもわかるかと思いますが黒系のデッキへの意識を完全に外しておりましたので、サイドわかんね~と言いながら一生ミスってました。

G1はダウスィーの殺害者のクロックを無視して猿、象、ゴブリン全部投げて蹂躙して勝ち。
G2は惑乱の死霊がどかせられず、安易にアクティベートした樹上の村を除去されるなどして土地伸びなくなってハンドの起源と包囲攻撃の司令官が腐り、打開できず敗北。下手すぎだろ…。
G3は巨大化をサイドに下げない痛恨のミス+ヤヴィマヤの古老2枚おればなんか引くやろと思ったら土地を合計8枚引いてきて何も起こらず不吉の月付きのダウスィーの殺害者に殺害されて敗北。
下手くそ!!!!!


おわりに

最終結果は3位でGP旧枠モダンの自己ベスト更新なので結果としては満足です。
デッキも73枚は満足しており、改善の余地はあるものの、今の旧枠モダンの環境において最強のステロイドと自信をもって言える構築だと個人的には思っております。
デッキは超強いですが乗り手のマリガンとサイドボーディングの練度不足での敗北なので、マジックは奥が深い…。

次回はPT旧枠モダンでお会いしましょう。

今回も運営の双木さん、運営お疲れさまでした&ありがとうございました!


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