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こんにちは、吉田晶子です。

最近、私の人生観や裁判に対する思いは、劇的に、明るい方向に変化しました。

この変化を導いてくださった方々や出来事に、とても感謝しております。

残念ながら、裁判の妨げになるといけないので、それらについては、何も書けません。

ふと、この↓写真が目に飛び込んできました。

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私の母方の祖父の、吉田恵弘(えこう)です。

祖父は、高野山で修行した僧侶でした。大阪のお寺で住職をしながら、京都大学でインドの天文学者ヴァラーハミヒラについて研究していました。

しかし、戦争で大阪のお寺を焼かれ、3歳の幼子(母の弟)を亡くし、疎開先の北海道でも類焼に遭い、インドの天文学者に関する論文も消失し、戦後、悲しみの中、法隆寺の近くの極楽寺の住職になりました。

ある日、祖父は、お寺の中二階に、埃にまみれた仏教教典を発見します。

江戸時代の住職が使っていた教典でした。

サンスクリットの勉強をしていた祖父は、その後10数年かけて、その古い教典の漢字を元のサンスクリットに戻して、更にそれを日本語に翻訳し、この本↓を書きました。私が生まれた昭和45年、つまり今から51年前に発行されました。祖父は75歳になっていました。

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お坊さんたちは、サンスクリットの音に漢字の当て字がなされたお経を、意味を理解せずに読んでいたそうです。そのため、教典の内容を理解するためのサンスクリットの入門書として、この本は活用されたそうです。

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この本の後記で祖父が繰り返し述べているのは、すべてを無くしたと感じていたときに新たな課題に出会ったことへの感謝、課題に取り組むよろこび、取り組む際に助けてくださった方々への感謝でした。

次に裁判所に行くのは、6月1日です。

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