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RPGツクールMVのプロジェクトをGithubからHeroku上にデプロイした話

RPGツクールをデプロイして、Webサーバー上で何人かにテストプレイをしてもらうために一時的に限定公開したい。であれば適当な無料サーバーを使いたい。からのHerokuを使えないか?と思った。

Githubと連携してそのままデプロイできるというのが便利すぎると思ったので導入した。この記事はその備忘録


前提

Herokuとは?
https://jp.heroku.com/what

HerokuとGithubの連携
https://qiita.com/sho7650/items/ebd87c5dc2c4c7abb8f0

githubの導入


RPGツクールMVのindex.htmlのローカルでの確認


手順

Githubが導入&連携できていれば
Heroku関連のCLIをインストールしなくても、Web上ですべて完結する。

Heroku側(Web)でNewApplicationを適当な名前で作って、
そのデプロイタグの中で、
"Deployment method"をGithub
"App connected to GitHub"でgithubアカウントを紐付け
"Manual deploy"で、Github上のデプロイしたいブランチを指定して
"DeployBranch"ボタンを押すだけ。


ハマる箇所


気をつけるべきポイントはHerokuをWebサーバーとして扱いたい場合
「基本的にはシンプルなHTMLとかだとアプリだと認識されねーよ」
というところをphpのアプリとして動かすことで回避する。

方法は参考ページ
https://qiita.com/hozukikancho/items/b8d475e67a147cd54453
とかにあるように、composer.jsonとindex.phpの2つファイルを追加する。
中身は

===composer.json===
{}
===index.php===
<?php
header('Location: /index.html');
?>

これらをindex.htmlと同一のフォルダに置く。

次に
Heroku側でビルドパックの選択(Web上操作)

ビルドパックは、アプリのデプロイ時に実行されるスクリプトで、 アプリの依存関係をインストールし、環境を構成するために使用されます。

Settingタブ→Add buildpack ->heroku/php

デフォルトではNode.jsに設定されてるので注意。

これらの準備ができたあと、
"DeployBranch"ボタンを押すと無事にデプロイ完了
HerokuアプリのURL上でRPGツクールMVのプレイが可能になった。

Herokuの無料枠について


Heroku上で動かしたものは完全にテストプレイ用限定。(有料プランなら話は変わってくるが…)
パブリックに公開したら多重接続、長時間稼働ですぐにHerokuの無料枠を食いつぶすと思われるので、パブリック向けにはちゃんとしたサーバーにUpしよう。


ちなみに今回制作したフリーゲームはこちらで公開中&更新中。
https://www.freem.ne.jp/win/game/24654

サムネイル

是非プレイしてみてね。


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