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偏差値とは無関係な親目線の私学選び

ちょっと話題に出たので、偏差値とは無関係な親目線の私学選びの視点をまとめておきます。文化祭シーズンで、学校見学に行くご家庭もあるだろうし。

始業時間

実は、学校によってけっこう違います。
あと遅刻扱いにはならないけれど、HR前に朝読書や朝自習などを10分、15分行っている学校も。大人であれば、遅刻にならないなら出なくてもいいじゃん、とも思えるのですが、子供は大人よりも同調圧力に弱いので、なかなか難しいです。
そこから通学時間を引いて、何時に親が起きなくてはいけないかを計算しましょう。理想を言えば、7時起きでもOKなくらいにしておきたい。せめて6時半。
学校というのは、卒業までそれなりの年数かかります。その分、親も歳をとるので、今の体力を維持できるかどうか…。あまり無理すると寿命に来ます。
勝手に起きて、勝手に食べて、勝手に行くようにお子さんを仕込めたご家庭はおめでとうございます。あげくお弁当も自分で詰めてってくれる子とかもう優勝。君の人生にたくさんのいいことが起きますように。

土曜日

都内の私学は、ほぼほぼ土曜日は授業です。たまに休みのところもあります。
当然だけど、週6日、子供が遅刻しないように親が朝起きるのはなかなかつらいです。家の予定も入れにくい。また、土曜日は、基本午前中で終わりだけれど、まれに土曜日なのに弁当が必要な学校もあります。

弁当サービス

あらかじめ注文しておくと、弁当を届けてくれるサービスがある学校もあります。一食500円前後のところが多いようです。
なかには弁当箱を朝、提出すると、昼までに詰めて渡してくれるところも(洗い物はやってくれないけれど)。
そして大事なのは、その手のサービスの締切。前日なのか、当日朝、何時までなのか、親のライフスタイルに合わせて可能かどうか確認しましょう。

イベントごとの送迎

体育祭、鑑賞会、部活の遠征など、はじめての場所に行く場合、学校で一旦集まって引率してくれるかどうかはあんがい大事です。引率がないと、親が連れてくハメになることも。とくに中一はスマホをもっていたところで目的地に辿り着くことはなかなかむずかしく、親の稼動が必要な場面がちらほらあります。
とはいえ、せっかく家の近所が集合場所なのに、全員一旦学校に行くとかだと、それはそれで理不尽さを感じるのですが。

さいごに

もちろん通うのはお子さんなので、お子さん自身が行きたい、と思う学校に行くのがいちばんです。それゆえについつい親の稼動を軽視しがち。あとから、聞いてないよー、なんて話もポロポロ出てくるの、よかったら参考にしてみてください。

(トップ絵はMidJourneyで生成した絵です。プロンプトは"誰もいない学校の廊下、放課後 --niji 5 --ar 16:9")


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