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「好き」と私。

こんばんは~。
花粉が今年はヤバイらしいですね。
春がくるのは嬉しいことばかりでもないのかと思ったりしました。

私はというと、
よせばいいのに神絵師のTwitterをのぞきにいったり、作家さんが神絵師を絶賛していたツイートをスクショして何度も見返したりして、すこし塞がりかけた心の傷をズタズタに引き裂いていました。

神絵師の漫画は絶対に読まない。
サンプルすら読めない。

でもわかる。絶対面白いって。
絵も上手くて漫画も上手い。
画力も漫画もストーリーもなにもかもに圧倒される。
すごい。
すごいしか言葉が出てこない。

神絵師を絶賛している字書きも絵描きも影響受けまくり。
神絵師のフォロワーがさらに1万以上増えてた。
新刊が発売と同時にすごい数売れているようで、予約や予想数より大幅に上回っていると神絵師自身が驚いて喜んでいました。

どマイナージャンルだと思ってたけど、こんなに人がいたんだね…。

っていうか、その神絵師の影響で自ジャンルにハマった人が爆発的に増えた気がする。

今の私が神絵師に敵うところなんか何一つない。

神絵師が私の描きたいもの全部描いてくれるじゃん。
作家さんのファンアートも神絵師が描いたらいいじゃん。
そうだ、匿名箱で作家さんの作品のURLを送ってみようかな。
そしたら神絵師が作家さんの作品をtwitterで紹介するだろうから、作家さんの知名度もあがるよね。

神絵師も作家さんの作品、好きだと思うし。
きっと神絵師にも刺さると思う。

…なんてそんな事を考えたところで、さらにメンタルがズタズタになるだけでした。

私が本を出したって誰も読みたいなんて思わないだろうな。
だって無料で公開していても誰の目にもとまらない。
作家さんが義理で1冊買ってくれるかもしれない。

でも私が欲しいのはそんな優しさじゃないんだ。
創作者として同じ土俵でちゃんと私を評価して欲しい。

私の描いたものが評価されないこと。
作家さんが神絵師の作品を絶賛し影響を受けていること。

これが現実。

誰だって創作した作品を沢山の人の目に触れる場所に発表するなら評価されたいと思う。
世の中に自分の創ったものを知ってほしい。
自分の創作を好きになってくれる人が欲しい。
あわよくば感想も貰いたい。

そんな気持ちで一次でも二次でも創作しているんじゃないでしょうか。
私はそうです。

今の私が出来ることは、やり始めたデッサンの練習を日々おこない、並行して自分の描きたい絵や漫画を発表していくこと。
評価がゼロでも落ち込まず淡々と定期的にアップすること。

焦ってはいけないという。
だが私はもう若くない。1年ごとにどんどん老化していく。
社畜だから創作時間もなかなかとれない。
若い頃から創作してきた人はすでに10年以上。
私は絵を描いていないブランクを取り戻したいと焦っていた。

私には神絵師のような画力は無理なのかもしれない…
そう思うともう今の時点で諦めた方がいいような気もする。

今のまま創作を続けていけば、もしかしたら私の創作を「好き」と言ってくれる人が1人くらいは出てくるかもしれない。

それで十分だと満足することが私にとっては幸せなのかもしれない。
それが私の限界なのかもしれない。

だけど、私はもっと上手くなりたい。
自分が描いたものを沢山の人に見てほしい。絶賛されたい。

そして私が敬愛する作家さんにも「あなたの作品が好き」と心から言ってほしかったのだ。

うまくなるしかないんだよなぁ。

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