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梅仕事終了

夜中に雨の音で目が覚めました。
梅を干して3日目の夜で、夜露にあてるために外に出しっぱなしにしていたので、さすがに雨は駄目でしょう と 未明に慌てて起き出して室内に格納。

雨、すごくすごく久しぶりでしたよね。朝にはもう上がっていたけれど、熱せられた地面が少しなだめられたような そんな雨でした。

そして台風の影響で、東京も今日は曇り。曇ってるだけでホッとすると思っていたら、午後からすごい雷と雨でびっくり。

梅雨明けすぐは忙しかったので、梅は3日続けての晴天、というよりも、灼熱のお日様の元、土曜日から干しておりました。


今年は夜になると赤梅酢の中に戻す、という 有元葉子先生の本で読んだ方法でやってみております。


乾きっぱなしで干し続けるのではないので、皮がずいぶんやわらかに仕上がってます。赤紫蘇も半分以上は干すことに。


面倒なのでそのままわしゃっと。パリパリに乾いたのを手で揉むとゆかりになります。


干し上がった梅。可愛い。

梅干しはつけ始めてから5年目くらいです。今まではIKEAのガラス容器とかで騙し騙しやってました。今年は初めて2kgにトライ。梅干し作りはおそらくこれからも続けるだろうとようやく思えたので、野田琺瑯の大きめの容器を買いましたの。

今年の成果はこんな感じです。梅酢はあまり上がって来なかったので、今年は白梅酢は断念しました。去年のがまだ冷蔵庫に残ってるからいいんだ。

全量赤梅酢にしたので、赤い梅酢はたっぷり。残した赤紫蘇と赤梅酢に一部の梅は漬け戻しました。大半はドライなままで保管することに。この方が熟成がうまく進む気がしてますが、どうなんだろう。そして、乾燥させた赤紫蘇。


えへへ。


赤梅酢と赤紫蘇に漬けた状態の梅と赤梅酢。

水は一切加えていないので、梅から出た水分と赤紫蘇から出た色。なんてきれいなんでしょうね。赤い色に加えて梅の酸味とたっぷり入った塩で赤梅酢は調味料としてもとても役立ちます。要するにさわやかな酢醤油のようなものなので塩気と酸味を組み合わせて味をつけたい時に使用しています。


こちらはドライな状態で保管する梅干しと 乾燥させた赤紫蘇。
いつもの倍量なので ケチケチせずに使えそうです。

難しいことをしている訳ではないけれど、それなりに時間と手間をかける作業です。だからどうってことでもないけれど、保存食を作ることには なんともいえない満足感があります。

こうやって瓶にして並べるのも嬉しいのね。ただ干されたしわくちゃの梅なのに、見てるだけで可愛い。ご飯を炊くときに1粒入れたり、冷奴用のたたき梅を作ったりしてるうちに減っていきますけれど、味わって食べよう。

そうこうしているうちに、あっという間に次の春が来るのでしょう。暑い暑いけれど、今の、この夏を楽しまないとね。


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