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何か始めないといけない!!

そんな思いに駆られて、初めてパソコンで書いてみようとしている。
日記は毎日息を吐くように書いているが、noteは初めてだ。

今日の夜ご飯はとても美味しかった。
セロリは切っているときから匂いがフワァ~と香ってきて、料理するのが楽しい。
いただきますと手を合わせて、自分で作った一汁三菜を噛みしめる。
あぁ美味しいな、ありがとう。
そう思いながら幸せが胸にじんわりと広がっていくのを感じていた。

でも、その温かさの中になにか固いものがある。
冷たくて小さく、石のように固い。
幸せを感じているのに、何だろう。

私はそれがとてもムズムズした。
靴の中に小石が入ったときみたいだ。
満足できてないんだな、自分。
違和感を感じる自分にちょっとショックだった。

それを言葉にするとしたら、何か始めないと!!!である。
平凡な、でも確実な幸せを、全力で感じることができない。
これは何か足りないものがあるんだ。
焦り、不安、そんなものの固まりに思えた。

私は中学三年生、同級生はいまごろ受験真っ最中にもかかわらず、おばあちゃんのような生活をしている。
朝はゆっくり起きて、腹ごしらえと支度を済ませると、今日一日何しようかな~と考え、天気がいいから公園で読書だなと出かけてみる。家ではジブリを観たり、読書ノートを書いたりして過ごし、夕方になると家族の夜ご飯の支度をはじめる。隙間時間に洗濯ものたたみや洗い物を済ませるのもしっかりおばあちゃんっぽい。いや主婦っぽくもある。

いちいち一々が幸せだった。
手を動かしてただ起こった状況に向き合っていく。
心にぼんやりと浮かんだやりたいなぁを本気でやっていく。
そんな毎日を誰かに自慢するわけでもなく、誰かと比べるわけでもなかった。

だがしかし!!!!

それでいいのか??という思いが確実にニョキッと芽生え始めていたのだ。



発信というのに興味はあった。
承認欲求というのだろうか。日々の中でこれを投稿するとしたこんな風に…と考えることが多いのだ。
それは日々、インスタやユーチューバーのインフルエンサーを追っているからだろう。
私にできるかどうかはともかく、ワクワクを提供してくれる良い存在になってくれている。
かなり長いこと、私もそうなれたらなと思っていた。

でも一歩をずっと踏み出せないでいたのは、今の自分じゃ出来ないと感じていたから。
スマホはandroidであまりいい写真は撮れないし、美人じゃないし、おしゃれでもない。素敵な生活を送っているわけでもない。
まず写真を撮るのが苦手だった。
撮ろうという気にならないし、撮らなきゃ!と思って頑張ってもセンスの無さに落ちこむ。

さらに、引っかかっていたのは何の為にするの?ということ。
自分のため?誰かのため?
はっきりと決まらないなら、今じゃなくていいやと思っていた。

私は人の目を気にしすぎる。
言いたいことも、相手が傷つくんじゃないかと思って言えない。
それは相手を思っているんじゃなくて、傷ついた顔を見たくない自分を守っているのだ。
人を傷つけるというのは、自分が傷つくよりも嫌。そういう性格だった。
でもある時、母がそれは自分を高く見積もりすぎだって教えてくれた。
そんな誰も傷つけないでいられるような完璧の人はいない、そして相手が傷ついたのは相手の問題でもある、と。

私はそれを聞きながら、気にするってことについて考えていた。
気にしないってことは無理だと、どこかで読んだのだ。
私はその通りだと思った。
気にしてしまったのだから、それはしょうがないしそんな自分に向き合っていくしかない。
でももし、気にしないってことができるのなら、私の悩みは何も無くなるんじゃないだろうか。
気にしているから言えないし、言った後もその人の反応をずっと引き摺ってる。
それは今までの人生で一番私を苦しめてきたことかもしれない。
それさえ無ければ、どんなに幸せだろう。

気にしないってことをちょっと頑張ってみようかな。
今まで出来っこないって勝手に決めつけてたけど、自然にそう思えた。

だからこのnoteも、だらだらと書き続けて構成も何もないけど気にしない。
いいねがひとつもつかなくても気にしない。
批判されても気にしない。

そう思ったらなんでもまずやってみようと思えるようになった。
インスタも今日は何か撮ってみようとしたんだが、一日一枚撮るぐらいが私にはちょうどいいかもと感じている。
一日一回はあるものだ、撮りたい瞬間って。うん。

てなことで初投稿はこんな形になった。
文章ってほんと怖い。
自分が書いたものを絶対に客観的に見れないから。
私が他人の文章を見て感じることと、自分の文章を見て感じることは全然違う。
何でも、誰かにいいねすごいねって言われないと自分では満足感を得られなかった。
でも気にしないのだ。
他人の反応も、自分の満足感も、何もかも。
ただ書いてみたっていう、事実だけ。

又書こうっと。

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