見出し画像

漫画家が創作活動にカウンセリングを使ってみる【#5・初めてのカウンセリング】

いよいよ人生初のカウンセリング。私はカウンセリングを利用したことがなく、そもそも自分の創作にとって有効なのかもわからないという気持ちで、なんとなくお試しで相談したところ、以下のような内容になりました。

「モチベーションのムラが気になる!」

好きな仕事のはずなのに、やる気がない時と、集中できる時の差があって自分でもよくわからない。

例えば、机に向かってもやるべき作業のやる気が起きなくて、別のことに気が散りがち。そしてそんな自分に絶望してさらにやる気が落ちがち。また、一方で集中しすぎるときもあり…その時はご飯を食べるタイミングすら忘れて、気づいたときには疲れ果ててしまいます。

という感じで、締め切りを守れないレベルではないが、よくよく考えると少し困っているということがあったので、相談してみました。

初回のカウンセリングは、めっちゃ緊張しました…!
でも、事前アンケートで初めてですということを書いていたので、カウンセラーさんがゆっくり話しかけてくれて、カウンセリングそのものの説明もしながら色々と具体的に質問してくれました。

まずカウンセリングの説明として、
・カウンセラーという第三者からの質問を通して、あくまで相談者の中から答えを見つけていくものであるということや、
・一回で答えを出すというよりは、回数を重ねて生活を調整したり認識を変えたりしていくことで長期的に効果が出るというような話がありました。

まずは状況説明ということで、自分が漫画家であることとか、こういう生活をしていて、こういう作業があってこういう時に自分にモヤモヤするんですよね…みたいな話をするのに15分くらいかかったと思います。

その後、カウンセラーさんから色々「集中できない時の作業の共通点ありそうですか?」とか「その時の感情を言葉で表すとどんな感じですか?」とか質問を受けて答えながら、「…ということは、こういうことですか?」と整理してくれて、自分も初めてそこで客観視しながら、「あ、それとはちょっと違って…」とかさらに掘り下げたりして、最終的に自分の中から答えを引き出してもらう感じです。ここがメインパートで、20〜25分くらいこのやり取りでした。

だんだん話にも慣れてきて、最後の方に、やる気のない時は「自分の理想が高すぎて勝手に焦ったり凹んでるからモチベに影響してるかも」「本当はアイデアを醸成するために、考えを置いておく時間も必要なのに気持ちだけ焦っているかも」という仮説が自分の言葉から出現。

残りの5分〜10分くらいでまとめてもらいつつ、最終的に自分ルールとして「作業に取り組むときにまず5割の完成度、そして8割できたら手放して10割に取り掛かるかは一旦考える」というのがいいかもしれないので、やってみます!と言って終了しました。

漫画家の仕事内容を説明するのが少し時間かかって焦ってしまいましたが、とりあえず大体の流れもわかって、初回で「とりあえずこうしてみます」という自分なりの答えも出せたのでひとまず満足でした。

とはいえこの後、やってみたらこうだったなあ…みたいなことも出てきたので、2週間後くらいにまたカウンセリングを受けることにしました。次回も続きます~!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?