月をゆるす

人の心は足りないから満たしたいとなる

心理として、
大人になってからの依存行動や問題行動は、子供の頃に母親に満たされなかった想いが根っことなり、起こるのだという

母親に満たされなかった想いを、
母親から与えられなかった(と感じてしまった)ものを、
他の何かで埋めようとする

しかし、
その根本としっかり向き合えずに、表面的にいくら与えられた(与えた)としても、そもそもぽっかり穴の空いた状態では、いくら与えられても足りないし、一時的に満たされたとしてもまた満たしたいとなるのだろう

占星術でいう月にも同じものを感じていて、
月の欲求に大人になっても大きく揺さぶられてしまうのは、この欲求の根っこに気づいていないからなのかもしれない

根っこの解決には、癒やし。とか、満たす。とかでなく、「ゆるし」なんだと思う

できない自分、足りない自分、持ってない自分。
それを欲しがったり、満たしたりするのではなく、
そういう自分でも大丈夫だと思えることが
本当の意味での癒やしとなっていくんだろう

月を拗らせてしまった人は、
満たそうとするより、まず認めてあげてほしい
そういう自分を許してあげてほしい

そういう自分でも大丈夫だと受けとめられたら
あとは太陽に繋がる道を歩いていける

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