今後のオンラインイベントについて考えてみる

noteさんのオンラインイベント応援制度がはじまった。

そのほか、note内でもライブ配信のノウハウやお手伝いのお知らせなどが色々上がっている。とても良い流れで僕も応援したいと思っている。

僕自身も会社内や知人経由でのライブ配信の相談やノウハウの提供などを行なっているが、本来ならば現場に入ってカメラやマイク、ライブ配信に必要な機材を用意して中継準備などを進め、さらにはイベントの運営内に入って動くことをやっていた。現在はというと、在宅にて現場に入らずオンライン上で動きのみと限定されている。今まで培ってきた技術や知見などはなかなか生かしきれていないのが現状で、何かいい方法はないか日々探り探りの状態だ。

Zoom社のWebinar

そこでZoom社のWebinarアドオンがかなり理にかなっている。今や承知の通り、オンラインイベント(カンファレンスや勉強会など音楽イベントではない部類)を開くとしたらこのツールなしにはなかなか考えられない印象だ。通常のWeb会議と違うのは、通常Web会議では参加者に対して機能面や権限はホスト役以外について平等であり、見え方もほぼ一緒である。その環境下で参加者に対してプレゼンターと分けた演出はかなり難しい。ステージと観客席の演出をWeb会議のツールで行うのはとても困難であり、言うなれば舞台の上で演者と観客がいる様なイメージ、裏方も丸見えである。そんなフラットな関係に高低差を演出してくれてるのがZoom社のWebinarアドオンであった。色々と考えられた機能が充実で演者の見せ方、質疑や全体へのアンケート等々現場に入らなくてもオンライン上で出来てしまうため、ほんともう大助かり。今の環境下じゃなくても小規模の勉強会なら場所借りなくてもこれ使った方がいいのでないかと思えるぐらい(なお、金額面や運営コストは同じくらい配慮が必要で、サクッと簡単というわけではない)。

そこへ来てのセキュリティー懸念からくる使用禁止が大きく広がている。基本的にZoomの使用に際してはPCやスマホへソフトのインストールが必要になてくるため、セキュリティーに関してはかなり懸念点である。代案になるツールは今必死に探してる最中だ。Zoom社のCEO Eric Yuan氏にはほんと頑張って欲しいかぎりである。

そのほかの懸念点

といいつつも、現場に入れないでオンライン上ですべてを行うというのは色々な懸念点がある。具体的にはカメラや照明、マイクやネット環境。演者が同じ場にいるのであれば演出やフォローに入れるが、演者が各個人宅になると遠隔でのフォローしかなくなり、はたまたネット環境になると個々の契約やWi-Fiなどに影響されてしまうため、不確定要素満載になってしまう。今現在、その満載状態でいろいろなオンラインイベントは開催されている。と思う。できれば集まりたい、でも三密、うーん。

結論

何が言いたいのかといえば、現在オンラインでのイベントは上記現状をなんとか手探りでカバーしながら、各運営さんはイベントを回している。温かい目でこの非常時の過渡期を過ごしていただきたい。

うーん、なんだこれ。

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