見出し画像

業務用ストアにあるものごっついスイッチをキーボードのキーにしてしまうI/F機器「ANYKEY SN-AK1」

画像1

 ライブ配信のクイズ企画でオリジナルの早押しボタンを使いたいと思ったことはないですか?それを実現に近づけてくれるのが「ANYKEY SN-AK1」です。実際に実現させるには多少の電子工作知識とプログラム知識が必要となりますが、0からシステムを準備するにはとても力になってくれる機材です。

画像2

 早押しボタンではないにしろ、たとえば展示会の展示品ギミックの一つに加えるや、Zoomのミュートを解除するボタンなどに流用可能です。専用ソフトも必要なく、簡単な設定でセット可能で、多少のハードな現場でも稼働できる設計になっています(防滴・防塵規格は適用されていません)。

主な仕様・動作環境と販売価格

● 寸法 H 112mm W 38mm D 26mm 重さ 60g (それぞれおおよその値です)
● 温度 0℃〜40℃ 湿度 20%〜80% ただし結露しないこと
● 定格 DC 5V / 50mA
● コネクタ USB Type Bジャック×1 6.3mm標準フォーンジャック×1
価格は10,000円(税抜)です。
10個以上ご購入の際は、割引させていただきますので、お見積もり致します。ご購入の際は、お問い合せフォームよりご連絡ください。

出典:ANYKEY SN-AK1 | ANYKEY

画像3

 具体的にはPCに入力装置を接続する際にインターフェース(I/F)として利用する機器です。接続した機材の入力信号は設定したキーボードキー(キーコード)としてPCに認識されます。詳しくは製品ページを確認ください。

実機テストしてみた

画像4

画像5

 実機テスト方法としては、フットスイッチを使用しマイクのオンオフの切り替えが出来るか検証してみました。使用したPCはMac(MacBook Pro16-inch, 2019)とWindows(DELL Latitude 3410)です。フットスイッチにはBOSSのFS-6を利用し、シールドケーブルでANYKEY SN-AK1に接続、PCへはUSB 2.0(B to A)のケーブルを使用し接続しました。検証用ソフトにZoomを利用し、フットスイッチを押下してないとマイクONにならないよう設定し検証しました。とくにソフトはインストールは行わず(winの標準インストーラは走ります)、スムーズにマイクのオンオフの切り替えが行えました。下にそれぞれのPC機器の接続認識の表示です。

画像6

まとめ

 その他に動作確認用のテストボタンやデータ送信時のLED点滅、誤動作防止に設定ボタンが出っ張ってない等、いろいろと配慮された設計になっており、とても信頼できる製品でした。一般向けではないものの、使用用途は多様に想像でき、特にIoT分野に関してはかなり応用できると思います。詳しい仕様や発注方法などは製品ページ(一番下のcontactボタン)にて直接問い合わせてください。

ざっくり早押しボタン部品リスト




この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?