相模原障害者19人刺殺事件で思い起こすこと_20160731クイーンS

先日、悲惨な事件が起きた。

相模原の障害者施設で入居者19人が、元職員に短時間で次々と刺殺されるという戦後最大の殺人事件が起きた。

この犯人には障害者に対する偏見的思想、大麻陽性反応、施設を辞めさせられた逆恨みなどいろいろと問題があったようだ。

さて、この事件をきっかけにメディアでよく比較される事件がある。

それは附属池田小事件だ。

この事件は2001年（平成13年）6月8日に大阪府池田市で発生した小学校無差別殺傷事件で、宅間守が出刃包丁により児童8名を刺殺した。エリートに対する偏見などから犯行を起こしたようだ。のちに宅間守は死刑執行された。

当時、私はこの事件で疑問を持ったことがあった。

じつはこの宅間守は死刑宣告されてから「獄中結婚」していたのだ。

こんな救いようのない死刑囚を好きになる女性なんているのだろうか？

もの好きにもほどがある。

宅間守は父親にも勘当されているのだ。

この女性の目的は？

この疑問はそのままになっていたのだが、先日の相模原事件で思い出し、調べてみた。

「この事件の判決確定後、被告人は支援者の女性と出会い、文通を経て獄中結婚をした。晩年は被告人自身の姓を女性の姓に改名している。この他、愛知県出身の既婚女性から愛情の告白を受けており、その女性とも文通を行っていた。」(by Wikipedia)

調べてみると、この結婚した女性は死刑廃止運動をしている活動家のようだ。

結婚したといっても結婚生活はないのだから、好きだという愛情はなく、目的は収監者の情報をマスコミやネットなどに流すことで、死刑執行反対を世論に訴えかけていたようだ。

宅間守も宅間守ならこの活動家も活動家だ。

思想や偏見というものは怖い。

行き着くところまで行き着く。

しかし、新たな疑問が浮かぶ。

宅間守は死刑を望んでいた。

あるジャーナリストが語っている。

「通常、どのような死刑囚でも絞首台を目の前にすれば、身体は震え泣き叫んで命を惜しむと聞く。私が知っている限り、ふてぶてしく死刑台へ向かっていったのは、教育大付属池田小で8人の児童を惨殺した宅間守くらいなものだ」と。

つまり結婚した死刑廃止運動をしていた女性活動家と宅間守とはベクトルを異にする。

それでも結婚したのはなぜ？

また、もう一つ疑問が。

「この他、愛知県出身の既婚女性から愛情の告白を受けており、その女性とも文通を行っていた」というのは結婚した活動家とは目的が異なるように思う。

「既婚女性」、「愛情の告白」というのがひっかかったが、二つの疑問はこれ以上晴れなかった。

ちなみに同じような獄中結婚かどうかはわからないが、光市母子殺人事件の死刑囚も姓が変わっている。

また、奈良小1女児殺害事件の小林薫も死刑執行されたが、こちらは獄中結婚していないようだ。

さて、本日はクイーンS。

先週の中京記念で狙った大穴10人気のタガノエトワールはゴール前、内からスルスル抜け出し一瞬上位争いをしたときはドキドキだったが、結局見せ場を作って6着。惜しむらくは出遅れなかったら・・・。

ここクイーンSでの狙いは人気薄③テルメディカラカラ。

なんとこの馬主は「小林薫」さんだ。

もちろん、死刑囚のほうではなく、俳優さんのほうだ。

わたしはだいぶ古いが『ふぞろいの林檎たち』での渋い演技が印象に残る。

この馬の母ジョリーダンスは、阪神牝馬S　優勝馬でこちらも小林さん所有だった。

父ハービンジャー産駒は日本の高速馬場ではパッとしないが、洋芝の函館、札幌では息を吹き返す。ましてや良馬場とはいえ、雨で重くなった洋芝こそハービンジャー産駒の出番だ！

ちなみに「テルメディカラカラ」の馬名意味は、イタリア語でローマ時代に建設されたテルマエロマエ（ローマ浴場）のひとつ「カラカラ浴場」だそうだ。

きのうはどようのうしの日

きょうはにちようのうまの日

[過去の結果]

×中京記念

×函館記念

×七夕賞

◯CBC賞　ラヴァーズポイント7人気2着

×宝塚記念

◯函館スプリントS　ソルヴェイグ12人気1着

◯エプソムC　ルージュバック1人気1着

×安田記念

（勝馬投票は自己責任でお願いします。）