秋華賞とマーノ・ア・マーノ

　先週の毎日王冠は別冊にも書きましたが東京競馬場へ行っての観戦でした。で、馬券は3着キセキの複勝で当たり！

　人気薄だったので複勝でも360円も付きました（500円買ったので払い戻し金は1800円）。１着のアエロリットの強さが光るレースでしたが、２着以降は接戦でしたね。３着キセキと４着ステファノスはハナ差でしたが、外から差して２着になったステルヴィオの馬体で隠れて、どっちが先着したのか全くわかりませんでした。ダメかなーと思っていたので、確定出たときは思わず声出ましたよ。

　さて、これで今週のワイン予算は2800円。2800円あればワインショップでお店の人に「なんかおすすめありませんか？」と言っても大丈夫でしょう。というわけで都内のとある有名百貨店へ行ってきました。そこで店員さんに選んでもらったワインがこれ。

マーノアマーノ　テンプラニーリョ　２０１４
カスティーリャ（スペイン）

　店員さんに「エチケットに馬が描かれたワインありませんか？」と聴いたところ、出てきたのがこのワインでした。いや、ちょい待って……

　ヒサソワ「これ馬ですか？」
　店員さん「そうですよ」
　ヒサソワ「いや、これは……犬でしょ」
　店員さん「下は犬ですが、上は馬ですよ」
　ヒサソワ「……」　

　そうかなぁ、と思いつつも購入。値段は２０００円ちょっとでした。
　まぁ「mano a mano」という名前のワインなんだから、manoという単語を調べれば犬か馬かは分かるだろう。と思って帰ってから調べたところ「mano」はスペイン語で「手」という意味でした。馬でも犬でもない。

　しかし味はめちゃめちゃウマイ！　テンプラニーリョってピンキリある品種なので今まであんまり選んでこなかったんだけど、２０００円クラスでこんなクオリティのワインになるもんだとは知らなかったです。厚みがあるけど重すぎず、きめ細やかなタンニン、落ち着いたフレーヴァーは黒いフルーツ、コーヒーやココアを思わせる。甘みを感じさせる深いコク。このワイン好きだなぁ。濃いめのワインだけど上品で飲み飽きない。メーカーのサイトによると、牛肉のシチューやローストの他、羊乳を使ったマンチェゴというチーズを炙ったものとよく合うらしい。あーそれ食べてみたいわ。

　なんでもメーカーの名前が「ボデガス・マーノ・ア・マーノ」というので、これはワイナリーの名前を冠した銘柄なんですね。世界のワインコンクールでもいくつか受賞経験のある、良いワインだったようです。店員さんナイスチョイス。おかげでテンプラニーリョの良さを思い出すことができました。結局馬だか犬だか分らなかったけど、ありがとうキセキ！

　　　　×

　さて、今週はＧＩ秋華賞です。３歳牝馬クラシックの桜花賞とオークスを連勝しているアーモンドアイが３冠を達成するかどうかが話題となっています。

　ところでみなさん、突然ですがこの煎餅ご存じでしょうか？

　これは三幸製菓のチーズアーモンドという商品なんですが、ワインに合うのでつまみによく食べてるんですよ。クラッカーにチーズとナッツ乗せたオードブルみたいなもんですから、ワインに合わないわけがない。甘じょっぱい煎餅の味付けも、マリアージュのバリエーションが広がっていい感じですね。是非お試しください。

　で、そのチーズアーモンドが今の期間限定で、最近流行りのハロウィンパッケージになっているんですよ。それがこれ

　チーズアーモンドがおどろおどろしい眼球を模した個包装入りになっています。怖いですねぇ。チーズアーモンドを眼球にしちゃうなんて。ん？　まてよ、眼球……アーモンド……ああ！！

　◎　１１アーモンドアイ

　というわけで今週の本命馬はアーモンドアイで行きたいと思います。三幸製菓の「三」もアーモンドアイの牝馬「三」冠を示してますし、今回はサイン馬券で決まりです。

　とはいえアーモンドアイの単勝だとオッズも１倍台は間違いないでしょうから、今回は思い切って馬単・３連単も買っていきたいと思います。
　アーモンドアイは後ろから行って馬混みを避けながらいい道で追い込みを決めるとして、２着はどの馬か。開幕２週目の京都競馬場は馬場状態も良く、ペースにもよるだろうけど逃げ馬が残るというのは難しいのは。アーモンドアイと一緒に後ろからやってくるのは

　○　１６プリモシーン

　プリモシーンを挙げたいと思います。ＮＨＫマイル、関屋記念とマイルの混合戦を戦ってきた馬ですが、新潟で勝っているあたり、直線ゴール前に坂のない京都のコースは合っていると思います。この２頭を頭にして、３連単は

　△　４ランドネ　展開によってはあるかも
　△　７ラッキーライラック　普通に強いはず

を加えていく感じでいきましょう。三冠馬誕生なるか？　ではまた来週！