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【ゲーム感想文】『龍が如く8』~三位一体の新時代任侠エンタメ~


評価:★★★★★

先日、PS5版『龍が如く8』をクリアーしました。
クリアーまでおおよそ120時間。長大なメインストーリーに膨大なサブコンテンツを一通り遊んでこのプレイ時間なので、トロコンなどのやり込み要素を極めようとしたら、どれだけ時間が溶かされるだろうか……
思えばこのゲームを遊びたいがために昨年末に前作『7』を、先月には『7外伝』をクリアーしたので、満を持して始めた本作『8』は120時間があっと言う間に思えるほどにのめりこみ、最初から最後まで片時も飽きる事はなくエンディングを迎える事ができました。

前作についての感想はこちらに書きましたが、自分はヤクザものや任侠ものには興味が薄く、本作『8』に興味を抱いたきっかけもゲーム内のサブコンテンツと新キャラクターが目当てでした。
それでも前作が予想外に面白くてキャラクターにも愛着が湧いた結果、本作は隅から隅まで楽しく遊べましたし、物語の舞台がハワイにも広がった事から前作に感じた「異文化」感も薄れて、個人的には前作よりずっとゲームに対して素直に接する事ができた気がします。

そうした個人的な思い入れだけでなく、本作はコマンドバトルRPGとしても良く出来ており、また二人の主人公を用いて文字通りの「人生」を描こうとしたテーマ性の強いドラマが心に響いた事もあり、自己評価は5点満点の「文句なしの傑作・名作」としました。

今回の記事では本作の魅力をキャラクター、ストーリー(テーマ)、ゲームシステムの三つに分けて、それらの三要素が緊密に関わり合った事で本作が「新時代の任侠エンタメ」とでも呼ぶべき傑作になった事をたっぷり語りたいと思います!




キャラクター編「ふたつの龍と仲間たち」

本作『8』には二人の主人公が存在しており、一人は前作『7』からナンバリングタイトルの新主人公となった快男児・春日一番。

ハワイが似合いすぎる漢、春日一番

愛すべき三枚目であり、巨悪にも不敵に立ち向かうヒーロー。
メインストーリーでは咄嗟の機転と熱い人情を武器にタフに立ち回り、トンチキ満載のサブクエストではノリの良さとキレッキレのツッコミが冴えわたる40代のオッサン。

そんな彼の魅力と快進撃は前作同様に描かれるわけですが、今作の「敵」は一番のそんな人柄を逆手にとってくるので、劇中での活躍に関しては前作ほどの痛快さは感じませんでしたね。
その代わり彼を支える仲間の頼もしさや背中を預かる桐生一馬の存在感がより大きく感じられたので、それも含めての「彼」なのだなと思います。


髪型変えてイケオジになった漢、桐生一馬。

もう一人の主人公は、長年シリーズの看板として活躍してきたMr.龍が如く・桐生一馬。
自分は『7外伝』での彼しか知らないので、彼の過去や偉業については又聞き程度の知識しかありませんが、それでも圧倒的な強さと頼もしさは存分に伝わってくる漢の中の漢。
そんな彼も今作の時点では病気を患い、余命幾ばくもない中で最後の冒険に望むことに。劇中の描写では『6』までの彼に比べて力も衰えているらしいのですが、いやいやそれ嘘やろと思うレベルの活躍をストーリーでも戦闘でも見せつけてくれます。

ゲームを始める前は先輩格として新主人公を支えるサブ的な立ち回りをするのかなと思っていたら、後半からはもう一人の主人公としてストーリーを牽引していきます。
エンディングノートと言う名の専用の成長システムまで用意されているところを見ると、本作『8』は一つの物語に二人の主人公がいると言うよりは、春日一番と桐生一馬それぞれ二つの物語が、同じシステムを使って一本のゲームにまとめられていると考えた方が良いのかもしれません。

『7外伝』では「名を消した男」としての悲劇性が語られていましたが(その割にはあっさり顔バレして大暴れしているとか言わない)、本作では彼が自他ともに「桐生一馬」としての名=存在を取り戻していく様子も描かれるなど、成長システムの名や設定ほど辛気くさい話ではなかった気も。
それでも「死」の影は彼の内面にも深刻な影を落としており、春日と共に巨悪の陰謀に立ち向かいながら、一方で自分の過去を総括しながら己を再定義していくドラマが同時進行していきます。そのボリュームも踏まえると、実は本作の真の主人公は桐生一馬だったような気もしますね……

クリア後のモードでは全メンバーがハワイに集結

そして今作の第三の主人公と呼んでも過言でないのは、共にパーティーを組んで戦う仲間たち。
前作に登場した春日の仲間たちに加えて、ハワイでの新メンバーが二人。ちなみにその一人の演者はラブライブサンシャインでAqoursの(以下略)伊波杏樹さんですヨロシク!

新メンバーの二人は春日と桐生の二人の主人公との絆を育んでいく一方、前作で共に戦った仲間たちは単に力を貸してくれるだけでなく、前述した二人の主人公をプライベートでもサポートしてくれます。
特にナンバは自身の経歴から「死」の影に囚われていた桐生を導き、かつての一番の様にあの「堂島の龍」に認められ、それとなく頼られる存在として描かれます。
最年長の足立さんも後ろからどっしりと春日を支え、他のメンバーも時に自分を省みないふたつの龍を物怖じすることなく諭したり諫めたりするなど、みんな「大人」であり「仲間」として頼もしい奴らばかりなんですよね。

そんな彼ら彼女らと飲み食いしながらくだらない話で盛り上がったり、一緒に様々なアクティビティで遊んだり、そして巨悪を前に痛快無比な大暴れを演じたり……プレイ中は常にそんな「大人の青春」とでも言うべき楽しさに満ちていました。
ちなみにそうしたキャラクターの魅力は、後述するストーリーとシステムにも緊密に関わっており、愛着が湧けば湧くほどキャラクターだけでなくゲーム自体も好きになれるのが本作の魅力のひとつだと思いますね。


ストーリー編「過去と未来を繋ぐ、人生のドラマ」


次に本作のストーリーについてですが、本作は大きく二つの舞台に分かれており、ハワイを舞台とした春日一番の物語と、日本の二つの町「異人町」と「神室町」を舞台にした桐生一馬の物語で構成されます。

物語は春日が再び「どん底」を味わい、ハワイにとある人物を探しに来るところから大きく動き出し、やがて明らかになっていく陰謀を前に二つの地でそれぞれの龍が仲間と共に立ち向かっていく事に。

ハワイ編は春日の物語なので、そのテーマは「未来」。
これが初の海外となる春日は新天地での様々な出会いと経験を通して、ゲームシステム的にも成長していきます。
そんな彼のドラマは間違いなく人が持つ前向きな生の力の象徴であり、元ヤクザでありながらその過去や因縁にはそれほど囚われていない彼は、これからも様々な場所や人々と出会い、絆を育みながら己の仁義を貫いていくのだと思います。

それもあって春日が立ち向かう敵は現地のマフィアや裏社会……だけでなく、ネットが持つ負の一面やそのネガティブな影響力とも無縁ではいられません。
元ヤクザにして今はカタギ。一度は社会のドン辺から這い上がってきた彼だからこそ、社会の格差が広がり不可視化される者や世界に手を伸ばし続けようとする。
正に春日はこれからの時代を担う、新しい任侠物のヒーローであり、その活躍はもはや日本だけに留まらないという事をハワイ編は示していたように思います。


そして日本編は桐生一馬の物語であり、そのテーマは「過去」。
余命幾ばくもない彼はナンバの薦めでエンディングノートを作成し、自分のこれまでの半生を振り返って「死」に向けた準備を始めていく事に。
ちなみにそのエンディングノートは文字通りの意味だけでなく、街を散策して過去の思い出に浸ったり、過去作で関わった人達との様々なサブイベントを通して専用のステータスを高めていき自身の強化(全盛期の力を取り戻していく)を図る育成システムの名でもあります。
やっている事は春日とほぼ同じながら、桐生は過去に目を向ける事で自分を再定義して生きる為の力に変えていく、というのが何とも示唆的ですね。

とは言え、桐生一馬ほどの波乱万丈でドラマティックな生き様は様々な人に希望を与える一方で、彼がひとつの理想像として体現してしまった「ヤクザ」は多くの人達に根深い憎悪や因縁をも生み出していました。
それは『7外伝』でも描かれていましたが彼の場合は伝説のヤクザ「堂島の龍」として望むと望まざるに関わらず、大きな転換点を迎えた極道・ヤクザ者たちと社会の確執を背負い込む宿命を有していました。

ここで少し話が逸れますが、『7』以前の龍が如くシリーズで描かれたような「ヤクザ」は、現実はさて置きフィクションでも近年は斜陽の存在として描かれるようになりました。
任侠ものの代表作のひとつである「静かなるドン」や、現代のクライムアクションの傑作「デストロ246」でも、昔の様なヤクザは現代では存続できず、規模を縮小するか看板を下ろしてマフィア化すると言及されています。
龍が如くシリーズもその例外ではなく、前作『7』では極道のトップ自らがこれまでのヤクザの在り方と訣別する展開があり、今作の桐生一馬はやがて消えゆく昔ながらヤクザの象徴でもありました。

しかし今の社会やネットを見れば一目瞭然なように、近年の社会はますます異質なものや有益でないものを嫌悪し、排斥する傾向が強まっています。
今作ではそれが告発系Vチューバーや、それに煽られた「一般人」の悪しきポピュリズムとして描かれ、春日だけでなく桐生やその他多くのヤクザたちの人生を狂わせ、更なる苦境へと追いやることに。
春日の様に歯を食いしばってでも未来に進む事を善しとするのが前向きな生の象徴だとすれば、桐生を始めとするヤクザものたちに降りかかるある種の因果応報は正に、悪しき過去を無かった事にはできないという後ろ向きな生の象徴とも言えるでしょう。

だからと言って、どちらの生き方が良いのか悪いのかと言う問いかけには意味がありません。
何故なら未来を見据えると共に、辿ってきた過去に対する責任を果たさねばならないのが人の生であり、本作はその事を二人の主人公とフィクションとして描かれてきたヤクザを用いて問いかけているからです。
そうした人の生き方つまり「人生」こそが本作のテーマであり、ドラマとして描くだけでなく、ゲームシステムやキャラクターにもそのテーマは強く反映されていたと思います。

正直に言うと、本作のストーリーは起承転結や社会派サスペンスとしての完成度は前作には及んでいないと感じました。物語を牽引していく謎や「敵」についても弱い印象を受けます。
それでも本作が前作と同じくらい、いやそれ以上に心を震わされたのは前述したテーマ性が実に強く、またそれを語る為の仕組みが見事だったからに他なりません。
春日と桐生が仲間たちと共に己を含めたヤクザもの、ひいては同じ苦境に立つ者たちを救う為に巨大な陰謀に立ち向かうRPGとしての「型」が、過去と未来を繋いだ「今」を生きる人たちへの賛歌になっていると言う構造と構成の妙こそ、本作の物語の魅力なのだと思います。


システム編「とりま、ドンドコしながらスジモンとバトルして街歩きしようぜ!」


これが令和のジャパニーズ・ヤクザ・ヒーローだぜ! ……多分

前段では柄にもなく「人生」とか「テーマ」とか小難しいことを語ったりしましたが、それらはあくまでメインストーリの話であって、本作『龍が如く8』の面白さの大半は豊富で膨大なアクティビティと、トンチキでユルユルなサブイベントと仲間たちとの会話、そしてパロディとしょうもないギャグ満載の世界で、育成と探索と収集を楽しむこと。

今作はハワイに加えて前作の二つの町が丸々舞台になっているので、楽しみは単純に二倍超のボリュームが用意されています。
海外のオープンワールドゲームと比べるとフィールド自体は狭いのですが、そこに用意されているアクティビティの密度は負けていないどころか、本作ではそれらの要素がキャラクターの育成により深く関わるようになり、リアルな街並みをぶらぶら散策するだけで、楽しみながら育成と収集が進むようになっています。

中でもRPGとしての中核を成す戦闘システムが、今作は最高に面白かった!
前作ではアクションゲームのテイストを活かしたコマンド式バトルが採用されましたが、本作はそれが大幅に進化して、他には類を見ない「龍が如く」独自のコマンド式バトルを生み出しました。

戦闘シーンはこんな感じで、基本はシンプルなコマンド式バトルなのですが…今作ではキャラクターの立ち位置をプレイヤーが自由に操作できるようになり、フィールド上のオブジェで攻撃する事も任意的に可能。

自転車で殴る
標識で殴る

攻撃に使用できるオブジェは多数あり、通常攻撃よりダメージが大きかったり、オブジェ事に攻撃範囲や与える状態異常なども変化するので、これにより「どう戦うか」というリソース管理だけでなく、「どこで戦う」と言った戦術性が生まれました。
更にそれだけではなくて……

※見やすくなるように明度などを変えています

元々龍が如くはアクションゲームなので、キャラクターやオブジェにも物理演算が導入されています。
なので上の画像のように桐生が手前の敵を攻撃して吹き飛ばすと、後方の敵も巻き込まれてダメージを負うことに。
これにより単体攻撃でも複数の敵をまとめて倒したり、或いは吹き飛んだ敵を味方が更に追撃するなどして大ダメージを与えるなど、かなりテクニカルな立ち回りが可能になりました。
そうなると場合によってはSP消費の多い特殊攻撃よりも、地形と立ち位置を活かした通常攻撃やSP消費の少ない特殊攻撃のほうが効果的だったりして、戦術の幅がとにかく広い。
その上、戦闘中は敵も味方も戦闘フィールドをうろうろしているので、刻々と変わる戦況に合わせた判断を求められたり、或いは思わぬハプニングが起きたりと、コマンド式バトルとアクションゲームの良いとこ取りをした画期的なシステムに仕上がっていました。
まぁこればっかりは文字よりも動画や実際に遊んだほうがずっと分かりやすいし爽快なので、無料体験版とか出してくれないものかしらん。

そんな感じでとにかく戦闘が楽しいので、それだけでフィールド散策も捗りましたね。
ゲームを進めると倒した敵をスジモンとして勧誘できる様になったり、各所にいる強敵からは貴重な装備品をもらえたりと、街を散策すればするほど見返りも多く、パーティーメンバーとの雑談も楽しめるなど、メインストーリー以外の寄り道がここまで楽しいゲームに仕上がっています。

ちなみにスジモン集めはメインストーリーを進める上では無視しても何のデメリットもありませんが、他のサブイベントやドンドコ島のような大きめのアクティビティとは密接に絡んでいて、遊びこむほどにゲーム自体の楽しみが広がっていく仕様になっています。

※日本のヤクザゲームの1シーンです

ドンドコ島もストーリー進行においては進めなくてもデメリットはありませんが、リゾート経営SLGとして普通に面白いですし、前作の企業経営と同じく解放された時点で遊びこめば一気にお金を稼げます。
更にサブイベントをこなす事で観光客として自分のシマ…もとい島に招待できるので、キャラクターに愛着が湧けば湧くほどやり込み甲斐のあるアクティビティでした。
限定版や有料DLCでは春日以外のパーティーメンバーも招待できるようになるので、それだけで遊ぶ価値があるかと。

他にもクレイジーデリバリーや前作にもあった空き缶拾いはミニゲームとしての完成度も高いですし、各地のゲーセンでは懐かしのセガのゲームを幾つも遊べるなど、ここまでサブコンテンツに(異様に)力を入れるのは龍が如くの伝統であり魅力のひとつですね。
ちなみにキャバクラとかマッチングアプリは一度触れただけで、後は遊んでいないので知らん。別にやらんでええやろ(マテ

他にも楽しい要素は沢山あるのですが、こうしたエンタメ性が高くおふざけ満載のゲームシステムが前述したキャラクターやストーリー(テーマ)にどう関わってくるかと言うと……
シリアス&バイオレンスなメインストーリーに比べて(頭も)平和すぎる寄り道こそが二人の主人公を含めたキャラクターを強くし、それを数値として体感させることで、ドラマチックに描かれる決意や覚悟、高潔な精神よりもずっと効果的にキャラクターへの愛着や絆を育むわけで。
更にはそうした絆と愛着が生まれる事で、劇中で仲間たちが自罰的な桐生を諫めたり、春日が道徳や規範よりも情を優先する描写への説得力を生み出す事にも繋がっていきます。

ゲーム内での寄り道はあくまでプレイヤーに一任されていますし、全てを楽しむ必要性もありませんが、プレイヤーがコントローラー越しに体験する事で生まれたものが自然とストーリーに組み込まれ、キャラクターを通して「それが人の生き方だ」と言うテーマにも繋がっている。
これまで語ってきたキャラクター、ストーリー(テーマ)、システムの三位一体こそが本作の持つ魅力であり、ゲームでしか語れない極上のエンタメの在り方なのでしょうね


新時代の任侠エンタメとは


最後に本作を「新時代の任侠エンタメ」と評した理由について語っておこうと思います。

いわゆるヤクザものに限らず、江戸時代の渡世人たちや海を渡れば武侠ものなど、任侠者をヒーローとしたエンターテイメントは昔も今も多くの人に求められてきました。
しかし「今という時代」を描く上で、かつて任侠者の花形だったヤクザはフィクションの中であっても衰退とは無縁でいられません。
ヤクザとマフィアは似ているようで違いますし、かつてのように平和で豊かな時代には憧れの的であった肩で風を切って歩く孤高の任侠者も、今では多くの人から支持されるような存在ではなくなりました。
それでもフィクションの中のヤクザが示していた仁義や、血よりも濃い親と子、人と人の情については変わらずエンタメに求められていく筈だと思っています。

前作よりシリーズの看板を背負った春日一番はヤクザとしては中途半端な存在ではありますが、黒でも白でもないグレーゾーンに立脚しながら弱きを助け強きを挫く任侠ヒーローとして、きっとこれからも活躍して喝采を浴びていくのでしょう。
しかし彼は同時に「親っさん」と呼ぶ荒川真澄や、今作で未来を託してくれた桐生一馬のような理想像としてのヤクザへのリスペクトとシンパシーを忘れることもない。
更には格差が広がり世界の境界線がハッキリしていく時代ほど、彼の様な狭間の存在がヒーローとして求められていくのかもしれません。

本作『龍が如く8』は過去シリーズと比べて雰囲気的にも随分明るくなり、硬派を善しとしたかつての任侠エンタメとしては軟派すぎると誹りを受けるかもしれません。
でもゲームをプレイしていると、フイクションとしてのヤクザが体現してきた任侠ものの遺伝子を、新たな時代やファンに向けて届けようとする意志を感じたりもするのですね。
もちろんエンタメの語り口にはこれと言った正解はなく、ヤクザもの任侠ものも本作以外に次代を担う作品やキャラクターが出て来るかもしれません。

それでも自分は本作で「あの」桐生一馬から未来を託された春日一番が、これからどんな冒険と活躍を繰り広げていくのか、それが俄然楽しみになってきました。
いつか世に出るであろう『9』、或いは他のタイトルであっても、この世界に生きる彼ら彼女らの物語をこれからも追っていきたい。
本作『龍が如く8』は、強くそう思わせてくれる、本当に面白くて心ゆさぶるゲームでした。





でもまぁそれはそれとして、関係各所から一度くらい盛大に怒られた方が良いんじゃないかな、このゲーム?



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