佐川や財務省を嗤える奴等はどれほどだ？

国が「赤木ファイル」を遺族側に開示　森友・決裁文書改ざん（毎日新聞） - Yahoo!ニュース

通称「赤木ファイル」が遺族側に公開されたそうだ。

今更。

財務省のやったことは流石におかしかった。当然大阪府のやったこともおかしかったが。

どちらも身内の人間の為にルールを捻じ曲げて認可した行為だし、その後の改竄に至っても明らかに人の道に非ずな行為だった。

しかし、忘れてはならないのは、恐らく関係者は全員、良くないことをしていると言う認識をしっかりと持っていただろうことだ。

赤木さんに押し付けた奴等も、赤木さんの反抗は正しいと認識していたはずだ。

だがそれでもやめられなかった。

自分も潰されるかも知れないから、他人を潰して自分は逃れようとしたのだ。

結果として赤木さんは鬱になって自殺したが、果たして今の世の中に、どれだけの人が個人の信念から権力に抗おうとする人がいるだろうか。

テレビ局なんか完全にコロナ一色だ。

憲法学者も殆どが今のコロナ禍の違憲立法にダンマリだ。

言論界も殆どがコロナ怖い、五輪潰せしか言えなくなっており、

当然大衆だってコロナは怖くない、と言える人間は少ない。

俺だって相手を選んで口先だけ合わせたりしている。

こう言うコロナ禍においていざと言う時、毅然と悪に立ち向かえる勇気を持っている者だけが、赤木さんを偲び、佐川等を批判できるだろう。

今この国に佐川やその部下を本当に嗤える奴等はほとんどいない。ほとんどの国民、専門家等々も含め、今の振る舞いは赤木さんを葬り去る為の言動でしかない。