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政治家のレベルは国民のレベルを超えない

選挙とは国民が投票し、議員を選出する"儀式"である。

その為、基本的に国民の意思が反映される。

ではどんな意思が反映されるかと言えば、


品行方正そうな、国民にウケのいいことを言う人だ。


その点、山尾志桜里議員は国民から嫌われる。

特に能力ある女性は男女両方から叩かれやすい。

彼女を議員として守れるかどうかは男女同権の価値を守るかどうかと同義と言えるだろう。


何も知らない人には理解されないだろうが、彼女がどれほどこの国に尽くしたかは実績を振り返るのが適切だろう。

与野党見回しても彼女ほど働いた議員は殆どいないと言っても過言ではない。


「保育園落ちた。日本死ね」のブログを取り上げ、少子化対策を訴え、保育園等の行政のあり方に一石を投じた。


護憲派でも好戦主義でもない立場から9条改憲案(既存のものは残し、3項以降を追加。そこでは権力による軍事力の統制に関する条項と侵略拒否等を明記し、既存の憲法が持つ問題点の解消を試みる)を出し、野党から改憲を唱えた(しかし当時の立民枝野代表がそれを封じた為離党し今に至る)。


上皇陛下の御譲位に関する法整備を与党に先駆けて行ったことにより、有識者会議を実質停止に追い込んだ上で議長(大島理森)を巻き込み、国会による立法を行って譲位を実現した(当時首相の安倍は摂政論、権力並立論等を唱える"有識者"ばかり選び、陛下の思いも国民の思いも無視しようとしていた)。


検察庁人事問題において黒川弘務元東京高検検事長の延長人事を政府が企んでいるのを見て、法的に問題がある旨追及し、世論を喚起し不正人事、不正立法を防いだ。


香港における民主化運動弾圧について糾弾する為の「対中政策に関する国会議員連盟」を立ち上げ、自民党中谷元議員と共同代表に就任し、日本としても香港を支持し、中国を非難する立場を明確にした。


これだけの仕事をした議員が他にいるだろうか。

しかも凄いのは彼女は野党議員としてこれらをやってきたのだ。


しかし今彼女を批判している奴等は誰一人こんな実績を知らないし、知ろうともしないし、知っても何も思わない、理解できないだろう。


つまり、政治家のレベルが上がらないのは国民が求める人材像が品行方正さと国民受けするおべっかを使う者、と言う発想において低レベル、現実において存在しないし、しても困る人間である(別に要求が高度なのではない。馬鹿だから自分でも分かる範囲のテキトーなことを言っているだけだ。)要求にある。

勿論、メディアが情報を流さないから国民の知る権利が著しく侵害されていると言う事実は存在する。

だが国民がスキャンダルの方にしか金を出さないからこんなことになる。

山尾志桜里議員は次はあるのだろうか。比例東京区から出馬されるようだが、心配だ。

こんな逸材を落とす国に未来はない。

しかし、政治家のレベルは結局国民のレベルだからなあ。。。


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