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公私混同

公私混同 公的なことがらと私的なことがらの混同をさす言葉である。

まず大前提として結婚とは私的なものだ。

そして皇室には皇室典範と言う公的なルールがある。

それによると、

第十条 立后及び皇族男子の婚姻は、皇室会議の議を経ることを要する。

つまり、眞子殿下はこの条には関係なし

第十二条 皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる。

現行法上、これに従い臣籍降下される。


これが公的な眞子殿下及び小室さんの結婚に関するルールの全てだ。

勿論不文律なるものも存在してはいるだろう。

だがその不文律は、皇室内部の問題であり、我々国民が意見すべき性質のものではない。

つまり、天皇陛下にもご裁可頂いたご結婚は、公的に完全に認められねばならないものだ。

それを何の資格もない(税金を払ったとか言うアホはいるが、彼等はコンビニでガムを買ったらコンビニの経営者会議に参加できるとでも思っているようなホームラン級の馬鹿だ)国民が、ああしろこうしろと言う行為こそ、私的な感情を、公的な決定に背いてぶちまける公私混同そのものだろう。

大体、他人の結婚に口出しするような、しかも自分が世話役でも何でもない奴が決定権はこちらにあると言わんばかりの厚かましさで口出しするようなことは、自由主義国家では有り得ない話だ。

そして同時に尊皇主義国家においても有り得ないことだ。

有り得るとしたら、公私混同甚だしく、自分は誰よりも善良で、最も常識的な判断を下す資格を持っていると根拠もなく思い込める大衆国家でしかない。

つまりこの大衆の反逆は、日本が自由主義国家でも尊皇主義国家でもないことの証左に過ぎない。


こんな大衆が支配する国に、どんな希望があろうか。

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