教えて梅田先生!決算書の見方に役立つノート②【売上高経常利益率】とは
こんばんは!
梅田公認会計士・税理士事務所スタッフの松本です。
このたびの台風19号で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
さて、ここでは会計や経営に役立つ情報を梅田先生の解説のもと学んでいきます。
前回の記事で、総資本回転率について 学びました。
内容の前にまず指標の意味を知るところから始めた私。
経営指標…経営の判断基準となるもの、経営上の目標の数値
今回はどういった内容なのでしょうか?
先生、よろしくお願いします★
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売上高経常利益率の説明をします。
◆計算式
売上高経常利益率は以下の計算式で表されます。
売上高経常利益率 = 経常利益 ÷ 売上高
◆算式の説明
売上高に占める経常利益の割合を示す指標になります。
◆どうだと良いか
この比率が高ければ高いほど、事業活動の効率が良い判断できます。
この比率が低い場合は、その原因を探るため、売上高営業利益率や売上高総利益率などを調べることになります。
◆過年度・同業者比較をしてみましょう
FX2の最新業績タブで当期の実績や予算と並んで比較表示されます。経営分析値については同業他社(BAST数値)との比較ができます。
※画面:FX2「最新業績」タブ→「1.全社業績の問い合わせ」→「貸借対照表」→「経営分析値」タブ
※BAST速報値
https://www.tkc.jp/tkcnf/bast/sample/
BASTとは中小企業24万社超の決算書(貸借対照表・損益計算書)を基礎データに集計された経営指標です
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いかかでしたか?
私はまたしても言葉で引っかかりました。笑
経常利益…会社の事業全体の利益のこと
事業全体から得た利益なので、本業とそれ以外の事業の損益を分けて計算しています。
営業利益…売上高(売上の合計額) - 人件費などの一般管理費を引いたもの
営業外収益…受取利息、受取配当金などの雑収入
営業外費用…支払利息などの費用
つまり営業利益が良くても、支払利息が多い場合は経常利益も小さくなる。
…ということでよろしいでしょうか先生(^-^;)!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
このnoteが決算書の読める経理担当者や経営者が増えることの一助になれば幸いです。その他、会社の決算、確定申告などの税金に関する相談や、創業融資などの資金調達に関する相談は越前市の梅田公認会計士・税理士事務所へご相談ください。
https://umedakaikei.tkcnf.com/
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