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仕事を続けながら子どもを持つのは女のわがままだ、と先輩に言われた。


昭和ですか?いえ、7年前の平成29年の話です。

私は社会人2年目、先輩(男)は当時30代前半。当時は2日に1回くらいのペースで、職場の若手で飲みに行ってて、この言葉もそんな飲み会で言われました。

耳を疑いますよね。心底びっくりしました。当時私は、そろそろ結婚します、みたいな話をしていたと思います。そんな私にジャブを打つようにこの言葉を。

先輩の言い分は、「仕事でお母さんが家にいないと、子どもがかわいそうだろう。」と。だから、女が仕事も持って、子どもも持つというのは、女のわがままだから、仕事か子どものどっちかにしろ、とのことです。
なんだかわざわざ面と向かって言う必要もないほどの、昭和ちっくなありきたりな理由、、。

それは男も女も一緒じゃないですか。その論理だったら男だって子ども持ちつつ仕事続けるのはわがままでしかないじゃないですか。

前職は激務で、どの先輩も120馬力で働いて、奥さんは専業主婦で家庭は任せっきりという家庭でした。それで本当に幸せなら良いと思います。でもきっと夫婦で収入も子育ても分け合いながら生きていく方が持続性がありますよね。どちらかが転職や独立をするときも、もう片方が安定していれば挑戦しやすい。

私が先輩に言い返した言葉は、「じゃあ男だけで頑張って、お年寄りの年金負担しとけ!」でした。
自分たちと子どもの生活だけでなく、どんどん1人あたりが負担しなければならない年金は増えていく一方、、。それなのに女の人が働かないという選択肢はないと思います。お年寄りの数が1.5倍になったとして、男の人が1.5倍働くのか。そうじゃなくて0.75ずつで負担すれば良いんです。

今思い出しただけでイライラする言葉です、、。でもこんな考え方の現代人も居るんだなぁと、視野は広がったかな。

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