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外資系企業に勤務しているのに、英語が喋れないのが辛い

2020年にコテコテの日本企業から外資系企業に転職しました。外資系企業で英語使う状況に追い込まれたら、1年くらいでペラペラになるんちゃうん、という淡い甘い期待を抱いておりましたが、2024年現在で英語能力は微増したくらいで、ペラペラとは程遠い状況です。

英語ができなくても、クライアントの中には日本の企業の方もいらっしゃるので、十分仕事はできます。海外のクライアントであっても、メールのやり取りは翻訳ソフトの助けを借りながらなんとかなるし、会議も時間かけて準備すればなんとか乗り切れる。
でも、海外のクライアントの案件に積極的に手を挙げられなかったり、社内の海外の人と談笑しながら色々情報収集をしたりということができずに、外資系企業に勤めているからこそ活かせるチャンスを、活かしきれていない現状。なんとか変えたいです。

そんな私の英語遍歴を振り返ってみます。



学生時代:英語が得意だと思っていた私のTOEICの点数は?

中学校から近所の英語塾に通いつつ、中学3年生くらいの時にはセンター試験の問題でそこそこの点数を取れていたと思います。学校のテストもいつも高得点で、かなり得意意識を持っていました。大学受験も、英語は難しいと言われている大学でしたが、楽しく学習しながらクリア。
大学時代に始めて受けたTOEICは865点。留学なしでこの点数は、そこそこ良いのでは、、?と思って更に自信を持ちました。

前職時代:英語に触れない4年間

前職は激務に追われ、全く英語に触れない4年間でした。強いて言えば、アメリカ旅行をしたときに、ホテルのエレベーターで、スタッフのお姉さんが笑顔で話しかけてくれた内容が分からなかった、、。私実はそんなに英会話できないのでは?と気づいた瞬間。

プチ留学:トロントへ!→コロナで強制終了

前職を辞めて、有休消化でトロントの語学学校へ3週間の予定で飛び立ちました。3週間みっちりやれば、結構変わるだろうと、大きな大きな期待を抱いて、、。
出発は2020年3月7日。日本でも新型コロナ感染者が少しずつ増え始めた頃ですよね。でもアメリカやヨーロッパはまだ大流行という感じではありませんでした。
朝から昼過ぎまで勉強して、夕方から美術館などトロント観光に繰り出し、楽しく過ごしていました。ところが1週間が過ぎた頃から雲行きが怪しくなってきて、カナダの首相も感染したと言うニュースが流れたり。ついには語学学校もフルリモートになると発表されました。せっかくカナダまで来たのに、フルリモートだったら日本で受けるオンライン英会話レッスンと変わらないし、いつ日本に帰れなくなるか分からないということで、早めに切り上げて帰ってくることにしました。もちろん1週間で語学力が上がるわけもなく、、。プチ留学がどのような様子だったかは、また別記事でじっくりと書くとします。

現職時代:必要に駆られてオンライン英会話を始める~カランメソッド~

現在の会社に入ると、外資系クライアントの打ち合わせの司会を英語でしなければならなかったり、急に海外オフィスの同僚からチャットが送られてきたり、、「東京オフィスで日本の建築法に詳しいのは君って聞いたんだけど、ちょっと教えてくれない?」みたいな連絡が急に来ます。(誰だ、そんな間違った情報を香港オフィスに流したのは、、。)

時代はコロナ真っ盛りで、オンライン英会話教室も盛り上がっていたような気がします。リサーチの結果"カランメソッド"なる学習法を見つけました。普通の英会話レッスンの4倍速で英語が身に着くというではありませんか!できるだけ早く英語を身に付けたかった私は、カランメソッドがカリキュラムに含まれる、QQ Englishというオンライン英会話サービスを利用することにしました。
カランメソッドは、先生が2回質問を繰り返し、間髪入れずに回答を言うというもの。先生も笑顔で優しく指導してくれて、2日~3日に1回25分のペースで進めていきました。

カランメソッドを4年間続けた今

カランメソッドは1~12までのテキストがあり、始めてから4年たった今、ようやく12番目のテキストを学習しているところです。感覚としては、スピーキング力が微増したような気はしますが、タイトルにもある通り、ビジネスでは全然使い物にならない。今アサインされているプロジェクトは、全て日系企業クライアントばかり、、。

あと1000時間の学習が必要

カランメソッドを4年間続けてもなぜ話せないのか。その理由は簡単、学習時間が足りないのです。母国語ではない言語を習得するのに必要な時間は2200時間必要だそうです。中学高校と、自習で学習した総時間が凡そ1200時間。つまりあと1000時間の学習が必要なのです。英語学習の方法が間違っているからとか、留学してないから、という理由は関係なく、圧倒的に量が足りていない!!

これからの英語学習

あと1000時間。途方もない時間ではありますが、自分が興味のある分野であるサステナビリティやリジェネラティブデザインについて、世界中の同僚たちと意見交換したい!
そこでカランメソッドに加えて、この3月から新たな勉強方法を増やすことにしました。
それがCNN English Express
https://www.cnnee.jp/
実際のCNNのニュース音声をテキストにしたものです。海外で仕事もしていた父も、これで学習したらしく、真似してみようと始めて見ました。電子版を購入して、リスニングしたり、シャドーイングしたり。今月は映画監督のクリストファー・ノーランのオッペンハイマーに感するインタビューも収録されていたりして、面白く、1日30分を目標に勉強しています。
QQ Englishと合わせて、1日1時間の勉強をしたら、あと3年弱で習得できる計算。まだまだ忍耐が必要ですが、頑張ってみます。

英語学習の進捗も、ときどきここでご報告できればと思います。




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