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de:code2019に行ってきました! 2日目

2日目、後編です。
1日目はこちら

1日目は興味ないけどde:codeってなんだよって方はこちら


CM08

IT×デザインで働き方が変わる!! Surface Hub 2S 登場でさらに多様化するインターフェースデザインの最新動向を解説

前半はSurfaceHubの商品紹介、後半は実際にSurfaceHubを利用したアプリケーションの開発事例の紹介、という流れのセッションでした。

ユーザは大きい画面の前に立ち、画面に触れて操作をする
というユースケースから、
派手なアニメーションを使わない(視線喪失回避)
タップ数を少なくする工夫(直感的操作)
など、様々な知見を共有いただきました。

視界を覆うような大きいディスプレイに表示するUI」はVRなどにも活かせるテクニックだと思うので、
今後活用出来るシーンが多くなりそうです。
紹介いただいたアプリとしては付箋を共有するものが素晴らしく、筆者も構想はありましたが実際に製品化されているものは初めて見ました。

UI設計のお話ではクライアントサイドとサーバサイドの分離や、着地の話は置いておき、まず作ってみてそれから考える、など、近年のトレンドを抑えた開発手法について触れていました。


SP04

デモで魅せます! 近未来の企業システム

個人的に一番勉強になりました。
データ、アプリ、開発の3つのテーマからそれぞれの関係性、どうあるべきか、していくべきかについてのセッションでした。

データについて

価値を見出せない状態で貯め始めたデータから価値を生み出すのは難しく、大抵意味のないものができる
・セキュリティ云々でコピーしたり分散させたDB、APIは属人化する

こちらは非常に覚えがあり、すごく耳が痛いお話でした。。。

活用の方法(5W1H)をまず考えて意味付け(メタデータ化)を行い、
共通化・標準化を行なった上で一箇所に貯める
・アプリからの接続・閲覧は権限制にすることでセキュリティを担保する
・データは標準化されているため取得方法が簡単になる

頭では分かっていても中々出来ていなかった事ですが、明文化され、事例を見せられるとやはり説得力が違います。

アプリケーションについて

人はフィードバックを欲している
という前提から、チャットの「既読」や「送信済み」というシステムの解説、フィードバック先を人だけでなく機械へ行うことでインテリジェント化を行い、より高度なデータの取り入れを可能にするという内容で、非常に興味深かったです。

Power Platformを利用したアプリ開発についても紹介があり、プログラミング不要でアプリが作成でき入力ではなく選ばせることで表記ゆれをなくし、標準化されたデータにすることで活用しやすくするという一連の流れのデモによる解説でした。

開発について

コード一行でできることが増えていること
・データが共通化されていると取得が簡単であること
これらからプログラミングは簡易化されており、その分他にできることが増えているというお話でした。
前二つのまとめのような内容で、プログラマが目指す次のステップについて、考えさせられました。


AI41

深層学習モデルの実験のための<ちょっとした>心構えとテクニック

すみません完全に受けるセッション間違えました
始まりから終わりまで、ほとんどわかりませんでした。
レベルが書いてなくて誰でも参加OKだったので、、、初学者でもわかるかなと思っていたんですが…ダメでした。。。
あとセッションとは関係ないんですが、アンケートが紙って…と思いました。。。


AI04

あなたがコルタナさんに「ラーメン」と尋ねたとき、それはコルタナさんに何を求めていますか?

同じAI系でしたがこっちはわかりました、、、付いていくので精一杯でしたが。。。

音声アシスタントや検索エンジンのIntent学習方法のお話で、機械学習やWebクロールといった内容にも触れられていました。
主要なIntentが「know / do / go / buy」で、Buyが入っているのが印象的でした。

まあそうだろうな、という内容が多かったですが、
ここでも例によってデータが標準化されており、重要さを改めて感じました。


IT06

Azure IoT in Real World! - 活用事例とその裏側をとくと解説。

IoT×AIのセッションで、コニカミノルタ社とソフトバンク・テクノロジー社の事例紹介が行われました。

コニカミノルタ社の事例

介護従事者の不足を見据え、介護現場のワークフローを変革する、という事例で、画像認識AIを使用したモニタリングや、各種センサと機械学習を利用して介護方法に対しPDCAを回すなど、大変興味深い内容でした。
睡眠パターンや歩くスピード、行動範囲を見える化して介護の方法を変え、PDCAを回していったデータを集めれば、介護におけるベストプラクティスの発見や、いずれは自動化に繋がると思われますし、根本解決ではないものの、高齢化社会に対するアプローチの一つとして期待できると思います。

ソフトバンク・テクノロジー社の事例

ビル管理と太陽光発電パネルの目視チェックにIoTを取り入れた、という事例から、ITリテラシの低いユーザに対するシステム提供の課題、泥臭い部分をお話いただきましたが、この部分は少し知見があったためどこもそうだよな〜、という思いでした。
ベテランが新しい技術を取り入れたがらないから組織の成長が停滞するの、どうにかしたいですよね、、、
前職でかなり苦い思いしたので、、、今の会社はそういうのなくてありがたいです。。。
無視して勝手に取り入れてましたが


SP05

エンジニアの人生設計 ~どのようにキャリアを描いていけばよいのか~

すんごい人が多かったです。
幸い一つ前のセッションを取らずにいたので早いうちに並べましたが、
基調講演と同じくらい人がいたんじゃないかと思うくらいでした。

セッション内容としては、自分自身と向き合うことの大切さ、自分がどうありたいかを問いかけ続けることの重要さを、事例を交えながら解いていくというもの。
レジュメを常にアップデートし続けることで、自分ができることを文章化し、リクルーターと会話することで客観的に自分を見つめ直すと良い。
レジュメは問診票でリクルーターと会うのは健康診断、という考え方は気楽でいいなあ、と思いました。
とりあえずLinkedInのアカウントは作りました。


EXPO

ひょこひょこ色々見て回りましたが、
HoloLens系とVisualStudio拡張系が多く、VSCodeユーザは肩身が狭かったです…。
IoT系もいくつかありましたが、楽をするためには専用センサを買う必要があるなど敷居が高く、気軽にパーツ屋で適当なセンサ買って〜だと今とあまり変わらない開発量になったり、自由度がなくなりそうでした。。。

また、全体的に説明員の方が少なめで、ブースに行っても埋まっていることが多かったです、、、残念。。。


EX

会社メンバとの打ち上げ飲み会

新橋で飲んでいたはずが、気がついたら北千住にいました。
一体何が起きたのでしょうか。


まとめ

de:code初参加でしたが、結構年齢層が高め?で、落ち着いたイベントでした。
会場がもう少し広くて、アプリがイケてて、全体的にデジタル化(セッションの事前予約や会場人数の表示など)されてたら言うことないですね…。

以上、de:code2019のレポ、終わりなんですが、なんというか、輝いてるエンジニアの方々見るとこっちも影響されますよね、、、
自分も同じ技術レベルになってディスカッションしたい、という欲が出てきます。
その為にはどんどんアウトプットして知識つけていかなくては…
今年はLTにも挑戦していきたいのでガンガンいこうぜの精神で色々学んでいこうと思います。

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