セミナー受講のきろく その1
きろく
まとめノートなので意訳あり。
COFFEE × UX
コーヒーがテーマのUXセミナー
キュレーター:
ファーストリテイリング社(ユニクロの親会社)でUXデザイナーを担当している、近藤さん
スピーカー:
・小玉さん・・・近藤さんの英会話の先生
・飯塚さん・・・近藤さんの前職時代のUXの先生、現在フリーランス
小玉さんのセッション
現在(サードウェーブ)のコーヒーのトレンド:スペシャルティーコーヒー
質より量が求められ、ただ消費されるだけだったコーヒーへ、嗜好飲料としての価値を取り戻すことを目的とし、量より質、消費者が本当に美味しいと思って飲むコーヒーを追求する
重要な3点のポイント
・テロワール&トレーサビリティー
テロワールもともとはワイン、コーヒー、茶などの品種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴を指すフランス語である。 Wikipedia
産地・農園・栽培方法などの情報を提供
→高度や周囲の植物、火山の有無でも味が代わり、収穫後に乾燥させるだけでなく、ワインと同じ方法で発酵させるなどのやり方もある。
乾燥・発酵前に果肉の粘液を洗浄するしないの選択肢もあるとか。
→→ウェルカムコーヒーとして提供されていたのは「ルワンダ ナチュラル」だそうです。
・焙煎
手法の違いについて
昔:欠点豆をカバーするために深めの焙煎が中心
今:良さを引き出すための様々な焙煎方法がある
・抽出
最新のテクノロジーや機器を使用した抽出方法
→従来のドリップではなく、プレスなども利用される
コーヒーと水の割合や挽き方、抽出時間などもかなり細かく設定されている。
その他:アレンジドリンク
アルコールを入れたり、変わり種ではわたあめ(!)を使ったレシピなども
まとめ
多種多様なコーヒーの飲み方が登場し、よりユーザにコーヒーを美味しく、楽しみながら飲んでもらえる環境になっている。
飯塚さんのセッション
UXとUIの違い
UIとUXは混同されやすい
UI・・・User Interface = ユーザとの接触点
EX)UIの種類
・マンマシンインターフェース:車のハンドルなど
・キャラクターユーザインターフェース(CUI):コマンド画面など
・グラフィカルユーザインターフェース(GUI):PCなど
・タッチインターフェース:スマホなど
・ボイスユーザインターフェース(VUI):ボイスアシスタントなど
UX・・・User Experience = ユーザ体験
Q:人はなぜご飯を食べるのか?
A:お腹が空くから、食べることが好き、生きるため、、、など
人の行動には理由がある
実際の行動 + 行動の結果引き起こされる感情を含めてUX
Q:待ち合わせまで時間があるからコーヒーショップに入って資料を見直したい。ドトール・スタバ・タリーズがあったら、どのコーヒーショップに入りますか?
Q:その理由は?
上の3ブランドで共通していること
駅近にあって、座ってコーヒーが飲める
上の3ブランドで共通していないこと
価格、フードのバリエーション、雰囲気
→それぞれ価値があり、選んでもらえるような体験を提供している
タートルタクシー
ユーザの希望があれば遅く走るタクシー。
希望の伝え方はボタンを押すこと。
口頭でのコミュニケーションを取らずに自分の感情・意思が伝えられる。
タクシーは早さを価値として提供・享受されることが多かったが、安全運転や環境への配慮を主眼においた、新しい価値を提供するサービスがある。
→アンケートではユーザの7割以上が「別に急いでいない」と回答
まとめ
UXとは?・・・ユーザが本当に求めているものへのアプローチ手段
UXを取り入れるには?・・・HCDプロセスを実行する
ワーク
ユーザが感じた課題(嫌なこと)から、自社のブランドを損ねている課題を見つける
課題を感じる人物像を想像する→ペルソナ
その人物のニーズとゴール(その人が求めている体験)を見つける
全体を通して
セッション内容は初学者向けとのことだったので、本で読んだなーとか、やったことあるなーと思うところが多かったです。
いつやっても面白いのはワークですね、やっぱり。
初めて会う方とブレストするの、だいぶ慣れてきた感あるので、どんどんこなしていきたいです。
おわりに
その1、としましたが、、、次回受けるセミナーは未定です。
ここしばらくUXとかデザイン系の本を読み漁っていて、セミナーの内容もやっぱりそうなんだ〜となることが多く、新しい発見が少なくなってきているように感じています。
そのため、基礎や概念的なものは一旦置いておき、経験やノウハウの蓄積やワークを行い、ギャップの解消と技術の定着フェーズにシフトしようかなーと。
まだまだやりたいこともやらなきゃいけないこともあるので、合間を見て、、、ですが。
以上、また何かあったら書きます。
散財します。