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2022年 NHKマイルカップ結果

2022年5月7日、生花杯NHKマイルカップが開催されました。

結果

2度目のAランク以下限定戦となったNHKマイルカップ、前回の皐月賞の教訓から数値配分も最適化しつつあると思われます。
逃げ先行と前の方が有利なマイルレースですが、東京レース場ということもあり差し追込みも届きます。
逃げ5、先行6、差し6、追込み1とかなりバランスいい脚質構成となりましたが、逃げが多い分、先行と差しが少し動きにくいかもしれません。

スタート直後、逃げ勢のマルゼンスキー(m)サイレンススズカ(よ)ダイワスカーレット(処)らがスタートダッシュを決めます。

この3人が先頭争いをするのかと思いきや、中盤に入るとサイレンススズカ(O)が一気に加速して、キセキを思わせるような大逃げに出ます。
そこでペースを乱される逃げ勢。

その後ろは、フジキセキ(赤)マルゼンスキー(ハ)ニシノフラワー(よ)らが追走し、少し離れてウオッカ(べ)アグネスデジタル(m)アグネスデジタル(ハ)らがいい位置に控えてコーナーに入っていきます。

終盤に入る手前、大ケヤキに差し掛かる頃に、垂れてきたサイレンススズカ(O)を交わしてサイレンススズカ(よ)が先頭に立ち、アンスキを発動させます。

位置取りを上げていったフジキセキ(赤)が逃げ勢に追いつきスパートをかけ、さらに垂れてきたタイキシャトル(O)を交わして7位に順位を上げたニシノフラワー(よ)が継承したヴィクトリーショットと固有を立て続けに発動させて一気に加速します。

最終直線に入り内からするすると抜け出て先頭に躍り出たニシノフラワー(よ)を、外から差しに行ったキングヘイロー(赤)や、豪脚を発動させたウオッカ(べ)が一気に加速して追走します。
アグネスデジタル(m)アグネスデジタル(ハ)も伸びていきます。

1番人気のオグリキャップ(処)が最内からいいタイミングで乗り換え上手を発動させて追撃体制に入ろうとしますが、大逃げから力尽きて垂れてきたサイレンススズカ(O)ががっつりブロックして身動きが取れません。

各々、固有含め様々なスキルを発動させますが、最後は抜け出たニシノフラワー(よ)を、猛追するキングヘイロー(赤)が交わすか交わさないか?という一騎打ちに。

ぎりぎり交わし切ったかに見えた最後、判定はニシノフラワー(よ)の勝利という結果に。
スクショをいくら見ても、ニシノフラワー(よ)が本当に前に出ているのかわからないほどの、数センチ内の決着となりました。

最終的に掲示板は差し勢が過半数を占めました。
大逃げしたサイレンススズカ(O)が色々掻き回したレースとなった感じがあり、逃げ有利に見えるコースもこれがあると怖いなと思わせる結果となりました。
ヴィクトリアマイルの脚質構成がどうなるかも、読む必要がありそうです。

解説動画

おまけ

赤城影人トレーナーからレース後の談話が入っています。
本当に何かひとつ変われば結果が全て変わるような、拮抗したレースだったと思います。


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