見出し画像

2022年 農林水産省賞典新潟記念結果

2022年9月3日、生花杯農林水産省賞典新潟記念が開催されました。

結果

サマー2000シリーズの最終戦となる新潟記念。
今年の新潟開催も最終戦ですので、このレースでサマー2000シリーズ王者と新潟リーディングが決まります。

サマー2000シリーズ暫定トップのセイウンスカイ(m)はもちろん参加していますが、大外18番での出走。
逆転を狙うセイウンスカイ(ロ)シンボリルドルフ(ロ)アグネスデジタル(べ)も勝利を狙います。

脚質構成は逃げ2、先行6、差し9、追込み1となり、長い長い新潟外回りでの逃げ切りは難しいと読んだトレーナーが多かった様子。
かといって追込みは1しかなく、多くが中団からのレースを選択する形となりました。
馬群からうまく抜け出せるかが鍵となりそうです。

スタートダッシュを決めたのはセイウンスカイ(ロ)で、加速スキルを2つ発動させて先頭を切ります。
セイウンスカイ(m)は2番手。
先行勢はメジロマックイーン(よ)が出遅れた割に好位置を確保。
オグリキャップ(処)マンハッタンカフェ(赤)らと3番手争いをします。
差し勢はアグネスデジタル(べ)シンボリルドルフ(ロ)マチカネフクキタル(処)らが9-11番手あたりの位置取りで追走します。

残り1600m、向こう正面の中間あたりで登り坂に差し掛かると、セイウンスカイ(m)が一気に差を詰めて交わし先頭へ。
オグリキャップ(処)も同じタイミングで進出し、メジロマックイーン(よ)を交わして3番手へつけます。

しかし、すぐさま抜き返してセイウンスカイ(ロ)が先頭へ、メジロマックイーン(よ)は3番手へと、元の並びに戻ります。
そのタイミングで後方のマチカネフクキタル(処)も進出して9番手に上がり、3コーナーに入っていきます。

4コーナーに入るとメジロマックイーン(よ)が固有を発動し、先頭との差を詰め、ちょうど直線に入るタイミングでセイウンスカイ(ロ)を交わして先頭に立ちます。
ここまでサマー2000シリーズで猛威を振るったセイウンスカイのアンスキはこのレースでは発動しない展開となります。

後続とある程度の差をつけて直線に入ったメジロマックイーン(よ)ですが、新潟の長い直線を逃げ切れるのか?
後ろからはマンハッタンカフェ(赤)シンボリルドルフ(ロ)アグネスデジタル(べ)マチカネフクキタル(処)らが良い加速を見せて追い上げ始めます。

内を最短で抜けてきたメジロマックイーン(よ)のすぐ後ろをマチカネフクキタル(処)が追撃し、馬群を縫って外に進路をとったアグネスデジタル(べ)がじわじわ伸ばしてきます。

残り200mで、マチカネフクキタル(処)は先頭に立つかという勢いで先頭に迫りますが、メジロマックイーン(よ)は激しく競り合い両者一歩も譲りません。
しかし、競り合う2人を横目に、外で伸びたアグネスデジタル(べ)が両者をまとめて鮮やかに交わし、1バ身差をつけて先頭でゴールしました。

これにより、アグネスデジタル(べ)はサマー2000シリーズで勝利をあげ、26点となったため、セイウンスカイ(m)の23点を超えてポイントでトップとなりました。
アグネスデジタル(べ)のシリーズ優勝が確定しました。

また、新潟リーディングは、アイビスサマーダッシュを勝ったよこてんトレーナー、レパードステークスを勝ったローレライトレーナー、新潟記念を勝ったべるのトレーナーの3人が1勝で並びました。
また2着数は、アイビスサマーダッシュ2着のローレライトレーナーと新潟記念2着のよこてんトレーナーが並んでおり、3着数の差で、アイビスサマーダッシュで3着となったよこてんトレーナーの新潟リーディングが決まりました。

おまけ

タイトル獲得の号外です。

サマー2000シリーズ優勝のアグネスデジタル選手(べるの厩舎)、本当におめでとうございます!!

接戦の新潟リーディングも決まりました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?