今日は甘味料の打ち合わせでした

清涼飲料水を開発するにあたりまず気にしなければならないのは、味の大部分をしめる甘味料です。

清涼飲料水の原材料を見ればわかりますが、大体の清涼飲料水の1番目に来るのが糖類です。ちなみに量が多い順に表記されています。

まあ大体果糖ぶどう糖なので普通は特に考えることもないですが、UMAMI COLAには使わないので重要なんです。

もともとは砂糖一切なしでと思ったのですが、何度も試作した結果断念しました。

それはそれで美味しく作れるのですが、それだと我々の考えるコーラじゃないなということで砂糖も少し入れることになりました。

ちなみに開発チームの1人はスタンフォード大学でコーラの研究をやっていたほどのコーラ好きです😁

ただ、砂糖いわゆる上白糖は体に良くないのでNG、ガムシロで使われるグラニュー糖もNGです。

なるべく、血糖値が急に上がるのはよくないので低GIのものをということで

候補は

・赤糖

・てんさい糖

・きび砂糖

今のところこの3つです。

赤糖って馴染みがないと思いますが、かりんとうとかで使われるもので味は癖が少ない黒糖といった感じです。この３つでは一番精製度が低い砂糖です。

てんさい糖は唯一サトウキビではなくサトウダイコンからできています。北海道で栽培されていてオリゴ糖が含まれるのが特徴です。さっぱりした甘さで赤糖と同じくらいの甘さです。この中で一番低GIです。

きび砂糖は赤糖ほどではないですがコクのある甘みですっきりとしています。この中で一番甘いです。

ちなみに果糖ぶどう糖液糖は砂糖の1.5倍の甘さです。

メインとなる甘味料はまだ秘密にしておきますが、砂糖以外で２種類の異なる糖類を使うことで複雑な甘みが生まれ、うまみが増し非常に美味しいです。