umako

26歳独身女の身の上話。

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26歳独身女の身の上話。

最近の記事

なんか会社で病んでた時のメモ

指先でエレベーターのボタンを押すのが嫌なので、 第二関節でボタンを押していたら関節が擦りむけていた。 口紅を塗りなおす回数が増えたり、自販機でジュースを買わなくなって やっと自分が少し大人になったと感じる。 ふと前を向くと26歳になっていた。 私は幸せを求めすぎて、やっとの思いで掴んだ幸せすら握りつぶしてぐちゃぐちゃにしてしまう。 傷付きたくないと思えば思うほど本当の幸せは遠のくし、お手軽で一時的な快楽を何個も何個もストックすることで偽りの幸福を脳に無理やりインプットする。

    • ハルくんと姫カット

      もう話しかけてこないでください、とはっきりと言われたのはこの時が最初で最後だと思う。 最後かどうかわからないけど、現代の日本でここまで拒絶の意を示されるのって軽犯罪くらい起こさないとないんじゃないだろうか。 7歳年上のハルくんに恋をしたのは高校二年生の頃。 マッチングアプリのはしりみたいなアプリで彼と知り合った。 失恋の悲しみで自殺しようとしているところを助けてあげた。 最初は鬱陶しいくらいに愛を伝えてきてくれていたのに、いつのまにか私のほうが好きになってしまっていた。 そ

      • やっほー!パパ、見てるー?

        小学2年生の元旦。 離婚すると母から告げられた。 正月なのに父が不在なことを言及したらこうなった。 父のギャンブル癖や多大な借金が理由だった。 父はスポーツ紙の新聞記者をしており、家にいる方が珍しかった。 というか家にいるのをあまり見たことない。 私もメディアに関わる仕事をしていたのでわかるのだが、いわゆる昼夜逆転の生活だ。 私が眠っている頃の帰ってきて、 私が幼稚園や学校に行っている昼過ぎに出社する。 休みの日も気が付けば寝ているのでこちらも母に促されるままに起こさないよ

        • 私と音楽の話

          音楽が大好き。 どんな音楽が好きなの?と聞かれるとぐぬぬ、となってしまう。 ただ、音楽がすきなんです。 ボーカロイドの歌ってみたに始まり洋楽ポップス、UKロック、邦ロック。 アイドルに昭和歌謡、メタル、ハードコア。シティポップにヒップホップ。 あまりにちぐはぐな変遷を辿って今は全部好きだよ、の領域に。 人に色々な感情があるように、その感情に寄り添う音楽っていっぱいあると思うの。 私は不器用なので感情を共有したり、悟られないようにしてしまう。 同じように音楽をおすすめするのも苦

        なんか会社で病んでた時のメモ

          私はサマソニに行けない

          暴力的な暑さで皮膚の表面がじわじわと溶けていく感覚がしている。 真夏のピークっていつなんだ。今くらいか?天気予報士、早く教えてくれよ。 この夏の予定といえばサマソニに行くことだったが、別れてしまった恋人と2日間一緒に過ごす勇気もなければ、代わりに一緒に帯同できる友人なんていない私は泣く泣く人生初のフェス参戦を諦めた。 別れを告げられたのはゴールデンウィークが終わってすぐのこと。 仕事が忙しくて1か月半もの間ずっと顔を合わせていなかったのに、 彼から急に「明日会えない?」と

          私はサマソニに行けない