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ひとりchikamine 4月

こんにちは またひとりでどこかに行ったはなしです
その他のひとりはここ

chikamineとは 天ぷらを揚げるのが好きすぎていろいろ揚げまくってるらしい人がやってる謎の店です 聞いてはいたが謎すぎるので行ってみたのだ
昼は完全予約制のうえ予約開始してすぐ枠が埋まるという激戦 たまたま4月の予約が取れたので 
いろいろすごかったので書きながら気力を奪われ、公開がこんな時期になってしまった


というわけでやってきました

地下にあります

open

地下にもぐり、入って着席

きれいな木のカウンター

いろいろ置いてあります

いろいろ

おのみもの

それはもう飲酒

最近泡のおいしさがわかってきたのでこういうところに来ると専ら泡を飲みます まだ赤はわからない 白はちょっとわかる可能性がある

そして漬物をぽりぽりします 

きゅうりとたまねぎ

この玉ねぎが店主イチオシのたまねぎとのことで、たしかにめちゃくちゃにうまいたまねぎでした
味の付け方もはじめてな感じでよかった 何で味付けてるのか他の人と喋ってたような気がしますがあんまり聞こえなかったし忘れたのでまた行けたら聞きます

布陣

とこのような感じからはじまります


コースなのでよき順番で揚げられて登場します 
揚げているようすを見るのもまた楽しみ

というわけで1品目

のり

のりだけに衣を付けて揚げたもの
口に入れた瞬間にはらっと壊れて消えます すごい
バカなのでのり天はおつまみコーナーにあるやつしか知らなかったしそんなに好きでなかったがこれはすごいものだ

ウニのせ

はらっと壊れるのりとウニ 勝ち確
この日のウニはミョウバン入ってるとのことでしたがそこまで気にならずよかった うまいウニはうまい スーパーの寿司のウニは許さない

おつぎ

オープン

鴨の茶碗蒸し

鴨肉とだしとほたてと舞茸といくら 茶碗蒸しってそんなことしていいんだという気づきがありました

あと舞茸入れると酵素の関係で終わるのですが、先に焼いてから入れることで酵素の方を終わらせて固まるようになる上香りも良くなるという知見 聞いてないのでたぶんですが

ほたてが巨大だし他の具材もめちゃくちゃな量入っていてすごい 卵液より具材のほうが多そう

そして天ぷらも

ほっけ

ほっけの天ぷら初めてみた なお江戸前天ぷらでは普通は揚げないとのこと

皮目の衣が立っていてすごい

中がレアでものすごい

うますぎ

伝統的なやつは型が決まってるので遊びで違うものを揚げて出すとかできないのであろう しかしこっちとしてはうまければ何でも良いのであった 
まあ伝統をやりたいときは伝統に行くしそもそも伝統がどういうものかということすら良くわかっていない 

おつぎ

太刀魚

自動的にうまい食べ方になって出てくるのもコースのよいところ
皿盛りの鮨ランチとかは食べる順番がよくわからないのでむずい 好きに食べれば良いのだが

おろしたっぷり

やまもり乗せて食べます

さっぱり

太刀魚自体の脂がすごいところに辛くない鬼おろしでさっぱりしてうまい そしてやはりこれも中がレアで最高です

たまねぎ

さっきの知り合いのおばちゃんが作ってる激ウマたまねぎを揚げたやつとのこと
辛くなくみずみずしさと甘みがものすごい、そしてこれも辛くないおろしつゆがハチャメチャに合います というかこのつゆも出汁がすごくうまい 飲み干したかった


水なす

水なすを揚げるの初すぎて出てきたとき三度見しました

皮も実もしっかり火が入ってた食感、なのに噛みごたえに生っぽさがある ちょっと何が起こっているのかわからないがとにかくうまいということだけはよくわかります
天ぷらに糸かつおと醤油をかけるのも初めて見たがこれもめちゃくちゃにうまい このなすだけ100個ぐらい食べたいです


お次 ホッキ貝に黒胡椒

また見たことがない天ぷらが出てきた

フレンチかなにかの組み合わせとのことでした 衣は天ぷらなのに黒胡椒がかかることによってちょっと西洋の香りが出るのがすごい 
貝自体もギョリギョリでミルキーな味と食感と内部のほんのりレア感が完璧です 


ほたて海苔巻き

くそでか

ほたてがデカすぎる

厚みがものすごい

もちろんうまい これは中がしっかりめに生なのですがやはり表面が加熱されていることによる食感と味と香りの勾配みたいなものがあるのでかなり良い あとのりがパリッパリで香りもよいので完璧です


あん肝と奈良漬けを練ったもの

まんまる

クリーミー爆弾って感じ 語彙力が終わり

それはもうおかわり

あん肝と奈良漬けと油のマリアージュを前にして飲まないとかあり得ないので飲みました 勝利の美酒


酢飯の上にのどぐろの天ぷら乗せていくらをかけたもの

寿司だそうです

よく混ぜて食べる

混ぜた
混ぜきる前にのどぐろひと欠片食べたところ、脂がノリノリでものすごかったです

魚の脂と魚卵の液と酢飯の酸とさらに酢飯の中に混ざっているガリで完璧にうまく、無限にいける


熟成したいも

あつあつ 手の皮が薄いのでアチアチでした

ほこほこでほろっとほぐれるような食感
そしていつまでもアツアツでうまい 猫舌なので一人だけいつまでも食べてました 


うなぎ

でかい
うまい

うなぎって天ぷらにしていいんだという知見
タレがかかったところとかかってないところでかなり違いがあり、かかっているところはみたらしとか煎餅のような感じがしてうまい かかっていないところはうなぎのほくほくデュルデュルがよくわかります


あまだいに玉ねぎのピュレ

これも例のちょうおいしいたまねぎだそうです
もちろんちょうおいしいピュレになっていたのでスプーンですくって全部食べました

そして魚はほんのりレア あとウロコが立ってバリバリしている
ウロコをバリバリさせるの日本料理にもフランス料理にもあるし、考えることは皆同じなのかなと思ったりした


卵焼き

普通の卵焼きは芝エビとかすって入ってますがこれは確かサメと言っていた 酒パワーとポンコツ海馬パワーのせいであまりよく覚えていません

フォルムが面白い

甘くて出汁がじゅっと出る ちょっと伊達巻のようなプリンのような雰囲気ですが天ぷらだ

めのまえの光景

見てるだけで楽しいですね

油がきれい


ひとまずシメのフォーてきなラーメン

平打ち麺に山椒オイルの入ったハーブたっぷりスープ

いちごとトマトある

いちごと山椒オイルが結構合うという知見

平打で太めの麺 ハーブがもりもりわさわさしていてその清涼感と麺の小麦とスープの山椒の痺れがかなり良い 
フォーのスープに山椒オイルは家でもやってみようと思います


ここで終わりかと思いきやさらにお遊びターンが
これはチーズケーキの天ぷらです

よくあるボトムのないチーズケーキを揚げた感じ

かじったらトロトロだったので断面は断念
味はトロトロのチーズケーキです チーズケーキが業務スーパーっぽい味だったのでもうちょっとチーズっぽさがあるほうが好みですが揚げると重くなるとかあるのであろう


シューアイスの天ぷら

熱くて冷たい 

揚げられたシュー皮が香ばしくなっていて新手のフライっぽい
中のアイスがバニラビーンズたっぷりだといいなという気持ち バカなのですぐ食べ物を重くリッチにし、一口で死のうとする


さつまいも

塩つき

あつあつです 猫舌

めちゃくちゃに甘くてトロットロ 

練乳のエスプーマがかかりました

もっとめちゃくちゃに甘くてトロットロになった 毎日食べたい


いちごの天ぷら 練乳エスプーマ

いちごを加熱すると食感がフカフカするのでうーんという感じを抱いていましたが、これに関しては食感はやはりフカフカですねという感じでした あと酸味がかなり引き立つので練乳エスプーマで甘味を足しているのかなと言う感じ
インスタで見た他の日のいちごはあんこにくるまれて揚がっているものもあり、あれだと火が入りすぎずフカフカしにくいのかなと思ったり


デザートたち

わらびもち いもけんぴ チョコプリンタルト

いもけんぴが元祖のやつらしく、芋そのものは柔らかくガリガリの砂糖がついている 初めて食べました

日本茶エスプレッソ

最後に茶のエスプレッソで口内を洗い流して終了


そしてお土産

たけのこごはんとステッカー

たけのこごはん今すぐ食べたい気持ちになりましたが大人なので我慢ができました
帰って夜ご飯にした 昆布の粉末っぽいものが入っており、ハチャメチャにうまかったです あと4つ食べれる


そんな感じでちか峰を体験してきました 金額に対するコースの密度がエグいし江戸前的に異常なものが揚げられて出てくるのでエンターテインメントとしても良すぎることがわかった 江戸前はよくわかりませんがチーズケーキとかを揚げないことくらいはわかる
よかったのでまた行きたいと思います 6月の予約取れたし6月からまた違う何かが出るという情報です 楽しみ

ではまた

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