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モノブライトだけは特別

ロックはほとんど聞かない私だけど、monobright(モノブライト)だけは特別に好き。

monobrightとは、北海道出身の4人組で2006年に結成され、2010年11月から2012年11月までは5人組として活動。2017年に活動休止を発表した。

ウィキペディアより引用したものに加筆

「monobright」→「MONOBRIGHT」→「モノブライト」とバンド名が変遷したり、メンバーの加入・脱退などいろいろあったけど、私が一番好きだったのは小文字の「monobright」の時代。
ボーカルの桃野さん、ギターの松下さん(まっつん)、ベースの出口さん(でーさん)、ドラムの瀧谷さん(タッキー)の4人組だったころ。

2006年って、私10代だもん。新曲リリースされるたびにCDショップまで買いに行ったり、大阪までライブに行ったり…。若かったなぁ。
学校のパソコンルームで授業の空き時間にyoutubeでめっちゃMV見てたし。

つい数日前、やっぱり精神的にしんどくて、どうしても気分を変えたくて、何か音楽を聴いてないと気が狂いそうな時があって、でもクラシックを聴く気分じゃなくて、「じゃあ何聴きたい?」ってフラットに自分に問いかけた時、出てきた答えが「モノブライト」だった。もうバンド名の表記の揺れは無視させて。どれも正解だから。外は台風が来そうで暗かったけど、ずーっとSpotifyでモノブライト聴いてた。

初期のモノブライトで一番好きなのが『20th Century Lover's Orchestra』。
途中のまっつんのギターソロがカッコよくて大好きです。
最初は全員白ポロに黒パンツがトレードマークだったんだよね。

僕は君を待っていた 君を見ると ときめくのさ
僕は君を抱きたいんだ 心の方で いやらしくないさ
僕と踊ろう 僕と眠ろう 恋はしたたかで混ざる
僕と踊ろう 僕と眠ろう 眠ろう 眠ろうよ

『20th Century Lover's Orchestra』より

そして次に、『雨にうたえば』。しっとりとした桃野さんの声。
そして映像美。ほんと、もっといろんな人に見られていいと思うの。

恋は何故 追いかけて 疲れたら そこで忘れて
街が染まる 白い頃に 思い出して 僕らを連れてって

『雨にうたえば』より

そして、『踊る脳』。トレードマークだった「白ポロシャツ」から文字通り脱皮して進化した。こういう変態ロック的な曲も好きだったなぁ。
MVには虫がたくさん出てくるので苦手な人は目をつぶって聞いてください。

朝からジュースはメロンサイダー 君が飲み干してるならええ
君と抱き合っちゃったりする様な未来図に苦労
勇気はありませんが それは僕には必要ない
男だからって強くケダモノの様じゃない

『踊る脳』

順番前後するけど、これも初期の曲で大好きだった『デイドリームネイション』。
「こんな歌詞と楽曲を創り出すなんてバケモンだろ桃野陽介…」と思いながら何度も学生時代に聞いた中毒性の高い曲。

狂いだす花嫁は君のことだって。 愛に満ちたりた世界はそう
恋とは? 
感覚と視覚のコラボレーションする思いさ 迷うことなく踊りだせ

『デイドリームネイション』

個人的に、本当に個人的にだけど、マジの名曲だと思う『youth』。
音楽も歌詞もMVも、すべてが揺さぶってくる何かがある。私の涙腺崩壊率はこの曲が一番高い。懐かしいの?悲しいの?よくわからんけど泣ける。
上にあげた他の曲を聞かなかった人も、これだけは聞いてみてほしい。

ありがとうも さよならも 言えないで消えた僕ら
今も胸で 時々夢の中で 探すあなた
心は空の彼方

『youth』

5人組になって活動を始めたり、メンバーが脱退したりしてるうちに私自身も社会人になってしまって、どんどんライブからは離れていってしまっていたけど、2017年に活動休止を知った時は結構なショックだったな。

そんなモノブライトが今年の年末に一夜限定で復活するというニュース…!東京だから行くのは多分難しいんだけど、喜んでるファン多いんじゃないかなぁ。あの時は10代だったけど、30代後半になっても行きたいよ。本気で。

noteにも、月の人様が書かれた素敵な記事がありました。


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