東京〜大阪 はじめての自転車旅2

初日を終えて不安が
3/18 机上での予定では初日沼津あたりまで100Km超を考えていた
それでも走り出してみるとパッドは装着したもののお尻は痛いし
ふくらはぎにも痛みが...
しかも日が落ちてくると3月とは言えまだまだ寒く
一気に進む気力も奪われていく
書き込まれたコメントに膝腰への負担
初めてにしては無謀では？などが頭の中に浮かんできちゃうね
湿布にサポーター装着でギリギリまで今日のルートを確認する

それでもこぎ出そう
秦野の駅前でコーヒーとパンをかじって出発
川沿いを走ると朝から目の前に富士山
今日は御殿場を越えできれば富士まで入りたい
昨日よりも少し多い84kmほどの行程
いろんな人から山越えの大変さを聞かされ少し緊張
昨日の右足のことを思うと左足メインでこぐようなことに
これで左が痛くなったらどうしようと思いながらも今は左足に
頑張ってもらうしかないありがとう左足

峠道はいろいろで
ひとまず黙々と漕ぎ進める
山道は歩道がいきなり無くなったり極端に細かったり
あっても草がボーボーで行く手を阻んだり砂利がばらまいたかのように
散乱していたり車で走ったら気がつかないことが困難さを増す
また安全な裏道を選択するも工事の土砂運搬の大型トラックの通行があったり
とにかく安全第一なのと
ドライバーさん達に迷惑かけないようにってことを注意した
それでも一回警告でおっきいクラクションにびっくりしたけどね

おっきな富士山とおっきなドーンと

それでもお天気に恵まれ目の前には富士山
10時ごろには静岡県入りのどかな風景を走っていると時々
”ド〜ン”って感じの大きく低い音が
どこかで工事していて部材を動かしてるってかんじだったけど
そうか演習か！そう思うとこのあたりの人は毎日この音を聞いているんだなぁって
大きな富士山が見られることとセットで演習の音があるんだなって
そんなことも初めて知ったことかもしれない

桜のレイ

道路沿いを進むと台湾料理店の駐車場に多くな桜の木が
もともとコンビニだったところで営業しているようなスタイルのお店
一旦通り過ぎたけどやっぱり気になって引き返す
ぐるっと裏側に回ると立派な門が前のお宅の入り口にも桜が
「おはようございます！」声をかけると庭で作業中のお母さんが答えてくれた
今回の旅の趣旨をお伝えして桜を分けていただけることに
早速ここでレイを編ませていただくことに
満開を少しすぎたかな？小ぶりな花は選んで摘まないと花びらが散りやすいからね
今年最初の桜のレイ持参している紙袋に集まっていく
風はあるものの日差しも心地よく編んでいく

やっぱり桜は自分にとって特別なレイ
できあがったレイをお花を分けていただいたお母さんに手渡し
また自転車で先を目指す
次はどんなお花に会えるのだろう

もう足が...
峠を越えなんとか沼津が見えてきた
どんなにお天気よくても風に当たると寒く感じることと
もう足が...
ここでバッテーリーも無くなってしまうので
ネットなどで同じことを経験している方が利用されていた
快活クラブで充電を試みることに
その間にお昼ご飯も食べようって考え
Panasonicオフタイムの充電は一回で40Kmほど
そしてフル充電は３時間ほどと説明書に現在3時前
富士まで残り20数Km足も痛いしご飯も朝のパンからまだだし
ここで休憩を取ることに決めた
慣れない会員登録をなんとか済ませ二階の個室まで上がろうにも
足がいたくて一歩一歩がやっと
重たい荷物を下ろし各種充電器をつなげ出かけようにもまた下りの階段が
よちよち歩きで静岡のソウルフード”さわやか”にたどり着くも45分待ち
それでももう動けないものねここで待つことに
とにかく日向で寒くないようにと

求めていた平坦でまっすぐな道
ゲンコツハンバーグもいただき足を引きずりながらも戻る
気になっていた足首の冷えを百円ショップで手首カバーを購入
そしてシマムラで長い靴下を購入
こうなったら見た目がどうのなんて言ってられないんでね
充電できたことを確認新しく迎えた装備も装着し
いよいよ富士へ向けて再出発

もう日が傾き始め沿線続く海沿いまっすぐな一本道を進む
こういう道が理想だったように思えたけれどこれはこれでなかなか景色も変わらずいけどもいけども先が見えないのも辛いんだと思わされた
途中のドラッグストアで湿布と冷却スプレーを購入し
この日の宿に到着したのは8時ごろ
今日は一本したレイを編めなかったのが残念だけど
まずは明日痛いながらもここまで来れたことをよしとしよう
とにかく明日の朝復活できているといいなと
充電とお風呂そして疲れた体をいたわりながら
いつの間にか寝てしまっていました