“引き寄せの法則”の罠
どうも、うまぐま。です。
皆さんは今までの人生の中で、目の前が真っ暗になったことはありますか?
僕にとってそれは、大学受験に失敗した瞬間でした。
現役の時、補欠をもらっていたこともあり、「まあ補欠回ってくるでしょ」と楽観的に考えてしまっていました。(今思うと、そう考えていないと正気を保っていられなかったからかもしれません)
なので補欠が回ってこなかった時は絶望と虚無感が交じったなんとも言い難い感覚にとらわれました。
いつまでもその感情を引きずるわけにもいかないので、気持ちを切り替えて浪人生活をさせてもらうことになるのですが、やはり心の中では気持ちを切り替えきれていませんでした。
今振り返ってみてなぜそう思うのか。
それは僕が浪人生活の途中まで何か“自分の心の拠り所になるようなもの”に縋って過ごしていたからです。
僕の心の拠り所になっていたものは特定のジャンルの“本”です。
それは所謂“引き寄せの法則”系の本です。
心の傷が癒えきっていない僕は、「引き寄せの法則」系の本を買っては勉強の息抜きによく読んでいました。(本読まずに勉強せいとツッコまれても仕方ありませんね(笑))
僕は本を読むことで前向きになれました。
ただ、良くも悪くも僕の場合は前向きになっただけでした。
「引き寄せの法則」系の本が言っていることは、簡略的にいうと
“思っていれば、そのことが現実になる”
ということです。
何か自分がやりたいなと思った時、まずそのことについて考えなければスタート地点にすら立てていないことになります。
その点で言えば確かに、“思っていれば、そのことが現実になる”は正しいと思います。
しかし重要なのはその後のことで、
”思ったことを現実化するために必要なプロセスを考え、実行する“
ことが大事なんだと思います。
以前の僕は「引き寄せの法則」系の本を読んで、それだけで満足してしまい、その後特に何もしないで受動的になっていました。
今思うと少し恐ろしいのですが、僕は本当にそれだけで自分を取り巻く環境が劇的に変化すると思い込んでしまっていたのです。
ある意味、想像力を膨らませることで現実の世界から無意識的に逃げていたのかもしれません。
決して「引き寄せの法則」を否定しているわけではないので悪しからず。
事実「引き寄せの法則」に出会ったことで僕は少なからず勇気を貰えました。
大事なのは吸収した価値観をどう実生活に活かすか。
そのことを意識して時間を過ごすことで、より良い日々を送れるのかもしれません。
ということで、
<今回の気付き>
こうしたい、ああしたいと思うことは当然何かをする上でのスタートになるという点で重要。しかしそれよりももっと大切なのはその後に行動を起こせるかどうかなのかもしれない。
今回はここまでです。次回の内容はまだ思いつかないので読んでみてからのお楽しみということで(笑)
それではまた次回!うまぐーま!
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