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ユネコン 2021.6.17 ROADSHOW

■スクリーン1:モンスターパニック映画のすゝめ

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2018年公開 アメリカ映画 「クワイエット・プレイス」
配給:東和ピクチャーズ
https://paramount.jp/quietplace/#bd

2020年、突如宇宙から鋭敏な聴覚を持つ謎の生物が飛来し、人類は絶滅の危機に瀕していた。そんな状況の中、主人公一家は手話で会話し、音を立てない生活を心掛けていた。

ある日、ある出来事により音を出してしまい、怪物に補足されてしまう。
出産を控える母親、迫りくる怪物、一家は無事に生き延びることが出来るだろうか。

映画タイトルの通り、全編に渡り「静寂」をテーマにしており、BGMはあまり使用されていない。そのため、キャラクターや怪物が出す音に敏感になり、臨場感抜群の映画に仕上がっている。
特に出産シーンが印象的で、筆者は映画のキャラクターと同様に歯を食いしばってしまい、顎が痛くなってしまった。

類似する映画として「ザ・サイレンス 闇のハンター」という映画がある。
こちらの映画も同様のテーマであるが、人間のコミュニティとモンスターの三つ巴の戦いで、作風が少し異なっている。
また、どちらかというと「ミスト」や「ウォーキング・デッド」のように、極限下で異常になっていく人間達を描いている映画で、同様のテーマでもしっかり差別化できている作品となっている。

本作は、続編の「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」が製作されており、日本国内では(2021年6月18日)から公開となっている。
映画館で観ると前述した臨場感が更に高まるので、是非映画館に足を運んでほしい。

■スクリーン2:UMA MOVIE 徹底調査隊

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2012年公開 カナダ、アメリカ合作映画 
「デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森」
https://eiga.com/movie/78177/

主人公は、家族とニュージャージーの森へキャンプに出掛ける。このキャンプが家族の絆を取り戻すきっかけとなるはずだったが、彼らが足を踏み入れたのは伝説の悪魔「ジャージー・デビル」が棲むとされる忌まわしい森だった…

前述した通り「ジャージー・デビル」をテーマにした映画で、作品内でジャージー・デビルのルーツも紹介されており、本作を観ればジャージー・デビルはどんなUMAなのかが分かるだろう。

映画のジャンルはサイコロジカル・ホラー映画という印象で、モンスターが暴れ回るのではなく、現実と非現実が曖昧になる描写が多く用いられている。

作品の内容とは別に、本作は低予算映画のため、有名な役者は起用されていないのだが、なぜか「X-MEN」シリーズのアイスマン役で有名な「ショーン・アシュモア」が冒頭シーンのみに出演している。
彼はハリウッド映画の主役級の役者のため、本作でも主役を演じてくれると思ったが、本当に冒頭のみにしか出演していない。
なんて贅沢な起用方法だろう…

■スクリーン3:あったらいいな こんなUMA MOVIE

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架空のホラー/モンスターパニック映画のチラシを2本立てでお届け!

タイトル:「ナイト・クローラー」

ナイト・クローラー(ファイナル)

田舎町に引っ越してきた家族。楽しくスローライフを過ごしていたが、ある時から、奇妙なことが起こり始める。寝室の物が留守中に、移動しているのだ。
不信に思った家族は寝室に監視カメラを仕掛けることにした。

ちょうど同じ頃、子供たちが学校で変な噂を耳にすることになる。引っ越してきた、その家の前の住人が、ベットで眠ったまま、起きなくなってしまい、病院に入ったという。

果たして、その家で起こっていることは何なのか。
監視カメラには衝撃の事実が写っていた・・・

タイトル:「妖の棲む家」

妖の棲む家(ファイナル)

ある平凡で閑静な住宅街。何の変哲もない街には、一つだけ不思議なことがあった。
街外れに大きな洋館があり、財閥の一家が住んでいたが、夜中に不審な鳴き声や、窓に得体の知れない影が映ることがあり、近隣の住民から怖がられていた。

ある日、近所の住民の相談から市役所の人間2名が、その洋館を調べることとなった。実はその家には、決して外には漏らしてはいけない、大きな秘密があった。
一族の繁栄のため、ある生物を部屋に閉じ込め、飼っているという・・・

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