ユネコン　2021.5.13 ROADSHOW

■スクリーン1：モンスターパニック映画のすゝめ

2020年公開　アメリカ映画　「ラブ&モンスターズ」
Netflixにて配信
https://eiga.com/movie/94745/

世界が突然巨大なモンスターによって侵略され、一部の生き残った人は地下シェルターでの生活を余儀なくされた。7年の月日が経ったある日、行方不明だったガールフレンドから無線で連絡が来る。
主人公はガールフレンドに会いに行くため、過酷な環境である地上の道を進んでいく…。

地上の生物が巨大化して襲ってくる映画となっており、様々なモンスターが出てくるため、終始飽きることが一切無い。
また、常にシリアスな展開というわけではなく、コメディ要素もあるため、それも視聴者を飽きさせない要因となっている。

類似する映画は「ゾンビランド」シリーズだろうか。「ゾンビランド」シリーズのように「終末世界 × コメディ」のバランスが素晴らしい。
物語の中盤、主人公が廃屋で小休止するシーンがあるのだが、そこで使用されている曲が名曲「Stand by Me」。主人公と同じく、ひと時の休息を感じられるような素晴らしい演出となっている。

主演は「メイズ・ランナー」シリーズで主役を演じた「ディラン・オブライエン」で、その他に「ウォーキング・デッド」シリーズのメルル役でお馴染みの「マイケル・ルーカー」が出演している。

悪役を演じることが多いマイケル・ルーカーだが、今作は頼もしい味方を演じており、「ウォーキング・デッド」のミショーンのように日本刀を振り回している姿を観ることができる。

■スクリーン2：UMA MOVIE 徹底調査隊

2001年公開　フランス映画　「ジェヴォーダンの獣」
配給：ギャガ･ヒューマックス
https://eiga.com/movie/1494/

舞台は18世紀のフランス。
ジェヴォーダン地方に出没し、多数の犠牲者を出している謎の獣の正体を調べるため、フランス国王は王室博物学者である主人公を派遣する。
主人公一行は「ジェヴォーダンの獣」の正体を突き止めることができるだろうか。

史実のジェヴォーダンの獣の事件を基に製作された映画で、ミステリアスなストーリーに加え、派手なアクションを取り入れることで、退屈しない作品となっている。

ストーリー後半には、主人公一行とジェヴォーダンの獣が対峙することになるが、とてつもなく強い。100人以上犠牲になっているだけのことはある…

映画のパッケージからゲーム「Bloodborne」を、思い浮かべる方も多いだろう。時代背景もあるが、映画の全体的な雰囲気も「Bloodborne」に似ている部分も多数あるため、このゲームの雰囲気が好きな方にもおすすめしたい。

■スクリーン3：あったらいいな　こんなUMA MOVIE

架空のホラー/モンスターパニック映画のチラシを2本立てでお届け！

タイトル：「カメレオンビー」

終末の世界で、恐怖のハイブリットモンスターが人々を襲う！
舞台は近未来。第3次世界大戦の勃発により、地球は荒涼とした世界になってしまった・・・
そんな中、それでも正しく生きようとする生き残った人々に、脅威の生物が襲い掛かる！
残された人々は数少ない物資を用いてこの怪物を倒し、失われたこの世界に希望を見いだせるか！？

タイトル：「ジェリーフィッシュ・アタック」

南太平洋に浮かぶ、ある小さな島では、観光客向けのスキューバーダイビングが流行っていた。
その島にはある伝説があった。満月の夜、特定の場所に潜ると、島の守り神である巨大クラゲと遭遇するという言い伝えだ。
島の人たちは、決してその時間にその場所で海に潜ってはいけないと、観光客に注意を促すが、あるツアー団体が忠告を無視して、潜ってしまう。

その夜、ツアー団体の目の前には雄大で美しい姿の守り神が姿を現し、皆感動するが、それは、とてつもない恐怖の始まりだった・・・