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精神薬漬けから完全復活までの道のり的なやつ❤️②ヤク漬けのきっかけ
まず、向精神薬漬けになったきっかけから。
現在47歳のumaco。
今から18年前の2002年9月11日、29歳の時ですが、3歳下の弟(当時26歳)が交通事故により急死しました。
当時私は結婚しており、、夫の赴任先の横浜に住んでいました。
子供はおらず、夫の転勤も多かったため、パートやアルバイトしかできないことが不満でした。
自分のやりたいことって何?生きがい、やりがいって何?
ずっとどこか満たされない気持ちで暮らしていたと思います。
資格でもとってどこででも働けるようになろう!私は…
「何者かにならなきゃならない」
という強迫観念、強い思い込みがありました。もうこの辺が病んでるwww
「何者か、別の誰かにならないと私には価値がない」
「誰かに猛烈に認めてもらいたい」欲求があった。
なので
法学部出身ということもあり、司法試験を受験しようと、1日10時間以上勉強していた、まさにその時に弟が亡くなった。
弟が事故に遭い、病院に運ばれたという連絡を受けてすぐに、実家のある神戸に帰りました。
結局弟はそれから5日後に亡くなったのですが、ほとんど寝ずに看病し、仕事のために横浜に帰る夫を見送り、悲しみに暮れる両親を気遣っているうちに
「自分がもっと強くならなきゃ」
と思うようになりました。
またその時に父親から
「もう後はお前だけやからな。頼りにしてるで」
って言われたんですよ。
これには本当に驚いたw
両親から猛烈にプレッシャーをかけられた気分になったわけです。
とにかく、私は弟の死をまともに悲しむ機会をどんどん失っていきました。
葬儀を終え、横浜に戻り、またすぐに受験勉強を開始しました。
だがしかし!
眠れない、食べられない、悲しい、悲しい、辛い、辛い、勉強に集中できない………
といった症状が現れます。
今考えれば当然ですよね。
だって大事な大事な弟が死んだんだもの。
喜び、怒り、悲しみ、楽しみといった感情はほかの誰のものでもなく自分だけの大切なもの。
私の感情は私のものです。それなのに。
2002年の10月ごろです。
当時、「心療内科」といわれるクリニックがあちらこちらにでき始めていました。
TVでは「眠れてますか?」「うつは心の風邪です」「お近くのクリニックにお気軽に御相談下さい」といったCMが頻繁に流れていました。
勉強しなきゃいけないのに集中できない、眠れないのが辛い、とにかく眠りたい!
そう思い、近所の心療内科クリニックを受診しました。
「眠れないんです」
そう言うと【デパス】という抗不安薬が処方されました。
自分の感情を赤の他人に委ねてしまった結果、まず最初のクスリが処方されました。
初めは確かによく眠れたように思います。
でもそれもそのうち効かなくなりました。徐々に2錠、3錠と増えていきました。
デパスを飲むと昼間の勉強意欲がさらに失われ、むしろ倦怠感、眠気、思考停止状態が続きました。
ちなみに
デパスの副作用には不眠・抑うつがあります。詳しくはこちら
何も意欲がわかない自分を責め続ける毎日。
心配した夫に、夫の父親の友人が精神科医をやっているので、そこを受診してみないかと勧められました。その病院は大阪にある〇〇診療所です。
大阪の〇〇診療所を受診すると
「入院が必要な程度の重度のうつ病」と診断されました。
その時、私は「は?」つまり「この人何言ってんの?」と思いましたw
今考えるとこの感覚がビンゴ!大正解だった。
私はこの時まだ正気だったと今ならわかります。
でもその時は逆らえない。
だって医者がそう言ってるから。
医者が私を病気だって診断したのだから。
この頃は、精神医学が全く嘘っぱちだとか、デタラメだとか、医学でも科学でもないとか、ただの思想だとか、精神薬が麻薬と同等だとか、誰も全く知らなかった。
医者が病気だって診断したら、確かに、科学的に病気なんだと思いますよね。
まさか、精神病の診断に科学的根拠が全くないなんて知らなかった。
豚の寄生虫駆除剤に使われていたソラジンというクスリが精神薬の始まりだなんて全く知らなかったwwwwww
私はされたことはないけれど、「電気ショック」の始まりが、もともと屠殺前の豚に電気ショックを与えると大人しくなるのを見た精神科医の着想によるものだ、なんて、全く知らなかったwwwwww
なんで、やたら豚なのwwww
そういえば、
「精神医療は牧畜だ」
という言葉は、日本医師会の元会長、武見太郎氏のものですw
この辺りのことはこちらの本で詳しく知ることができますよ↓
もちろん、薬物治療の正当性の根拠とされている「モノアミン仮説」を今まで誰一人として証明した人がおらず、現在では否定されていることとかも、全く知らなかったので、
最初から袋いっぱいの大量のクスリが処方されても、「これだけの量のクスリが必要なんだ…」と素直に受け取りました。
それから、一旦実家に帰って、治療に専念するように言われました。
とにかく「全く知らない」ことだらけ。
それを特に疑問にも思わず、自分で調べもせず、医師の話を鵜呑みにした結果…
ここから長い長い混沌とした生活が始まりました。
つづく…
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