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コミュニケーション。それはつまり、翻訳すること。

先日あった「SIW2023(SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA)」で、母校である文化服装学院の先生と再会するという嬉しい出来事があった。

私の後輩にあたる学科が、「渋谷のお土産を考えるプロジェクト」というテーマで発表・展示を行っていたのだ。

私はファッションビジネス科という科で、服づくりの川下、つまり商品をどのように販売することについて学んでいた。

店舗やコンセプトづくりのイロハや、品揃えの考え方、そして販売方法など、専門学校という言葉の通り、かなり専門的な知識を深めていた。

今まで、音声事業やカスタマーサクセス業務とは、全然違うことを勉強していたなぁと思っていたけど、先生と話しているうちにそんなことないなと思った。

「商品をお客様に魅力的に届けること」も、「パーソナリティがリスナーと関係性を深められるプラットフォームをつくること」も、何かを誰かに届ける点では同じだ。

それって、つまり、コミュニケーションってことじゃん!と、点と点が線で繋がったような気がしたのだ。

あるものを誰かにわかりやすく伝えること。今では当たり前のようにやっているけど、実はそんなに簡単なことではないんだと思う。

「どうしたら他者が使ってみたくなるか」や「リスナーがそのパーソナリティのファンになるか」って、自分のものさしだけでは決められない。

常に自分以外の目線を想像して、適切な言葉を使う必要があるんだよなぁ。

などなど、いろんなことに思い巡らせてみると、このパーソナリティサクセスの仕事って、やっぱり私にはちょうどいい仕事なんだなぁと思うのであった。

アパレルの仕事をやっていてパッとしなかった頃の私も、今では(ギリギリではあるが)人並みに働けている。

だからというのもなんだけど、もし進路に悩んでる学生がいたら、「大丈夫!生きてりゃなんとかなるよ!好きなようにやりな!」と伝えたい。

文化服装学院の展示
学生が企画した渋谷のお土産「渋サン」

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