小説「天使の囀り」感想
著者は貴志祐介さん。
お名前はよく見かけていたけれど、読んだのはこのお話がはじめて。
感想としては、
くっそ面白かった…!!
の一言に尽きる。
物語の導入は、
主人公は終末期医療に携わる精神科医
北島早苗
小説家/投資家の恋人は
病的なほどの"死"恐怖症だったが、
新聞社主催のアマゾン調査隊に参加後
人格が異様に変わってしまい
あんなにも恐れていた"死"に
魅せられたように自殺してしまう。
さらに他の調査隊メンバーも
異様な方法で自殺を遂げており……。
というもの。
ホラー小説なのかな?
と読み進めてみると、
・宗教
・考古学
・寄生虫
・感染症
・精神疾患
などの専門的な細かい情報が提示されて
主人公の早苗が精神科医としての『医学の知識』を使って、
それらを綺麗に紐づけていく。
下手すりゃノンフィクション小説なのでは?!
と思ってしまうくらいリアリティのある物語でした。
ひぐらしのなく頃に
が大好きな私としては、
『L5』じゃん
と思いながら読んでた部分もあるけれど、
それとはまた違った展開がテンポ良く進んでいったのでとっても読みやすかった!
500ページを超える、
まあまあ厚めな小説ですが気になる方はぜひ…!!
オススメです👍
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