娘との生活

娘が産まれて2ヶ月が経った
最初の1ヶ月は義母や実母が
手伝いに来てくれたため
二人で過ごすことはほぼなかった
この時の気持ちについては
別の機会に書こうと思う

1ヶ月後から日中は娘と二人で過ごしている
新生児と2人での生活はなんとも不思議

仕事をしているときは時間がはっきり決まっており
その時間内にやるべきことがあった
時間内に仕事をこなしていくという感じ

新生児との生活は、
やるべきことはあるが時間は決まっておらず
1日のうちにできればいいし
できなければまた明日やればいいという感じ。
全ては娘中心で、泣けば1日中抱っこしているし
なんなら抱きながら私も寝ている
頭の中で「洗濯したいなぁ」「掃除したいなぁ」
「夕飯作らなきゃ」と色々と浮かぶが
娘を抱きながら「まぁいいか」と思う
そんなこんなをしていると一日が終わる。

旦那が帰ってきた時、ほっとする。
娘は黄昏泣きをするので順番に夕飯を食べる。
どちらかが風呂を沸かし、旦那が娘を風呂にいれる
娘を着替えさせ授乳したら再び旦那へ。
旦那がミルクを飲ませて寝かしつける。
その間、つかの間のひとり時間(お風呂タイム)

この毎日の繰り返しだ

驚くくらいゆったりした毎日だ。

朝7:00〜夜19:00まで仕事をしていた日々
あれはあれで幸せだった。
朝早く出勤して一仕事する毎日。
あっという間に一日がおわった。

今、時間がゆっくりと流れている
夜間授乳があるのでまとまって寝ることはない
7:00に起きて、娘のペースに合わせて
一日を過ごす。
泣けばおむつ替え→授乳をし
抱っこで落ち着かせる。

こんな毎日が、今は愛おしい。
腕の中で寝ている
私と同じ顔の女の子を
ぎゅっと、抱きしめる毎日。
なんの刺激もなく、なにも生み出さない。
お金を稼ぐわけでもないし
社会に何か与えるでもない。

社会から取り残されたような日々を
私は、今、愛している。

今まで、焦りがあった。
仕事に復帰できるだろうか。
復帰するとしたらいつ？
現場に迷惑をかけている、、、そんな気持ちがあり
忙しく過ごさないといけない気がしていた。

でも、今この瞬間は、もう戻らないのだ。
毎日成長し、色々な表情を見せてくれる娘。
この娘とゆっくりずーーっと一緒に過ごせる毎日は
とても貴重で、輝いていて、愛おしい毎日だ。

毎日毎日、一緒に過ごせる今を
ゆったり、ゆっくり、穏やかに
過ごしていこうと思う。