てんかん
わたしはてんかん当事者です。人生を楽しむ、少なくともそう努めている者です。痛みや悲しみよりも、この病と向き合ったことで何を得たかを伝える者です。
同じ診断名でも症状が異なり、事情も異なり、心さえ異なっている。ですから当事者だからといって必ず分かり合えるわけではありません。ときには当事者だからこそ厳しい場合もあるでしょう。しかしどんな人にもいいところは必ずありますから、それを探すことはできるでしょう。いま、見つけられずにいても…。
痛みを創造に昇華することは可能だと信じています。それはてんかんにもあてはまる。てんかんと向き合うと命が見えてくる。闘うのではなく向き合う、それが心に平穏をもたらすのです。
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