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家族3人、川の字で寝た話

先日、仕事に行った夫が早く帰ってきた。
息子をお風呂に入れてくれて、美味しい夕食を作ってくれた。(ステイホーム期間中何度も作ってくれた水菜とツナのアンチョビペペロンチーノ!本当に美味しかった!)そして「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」を見ながらのんびり過ごしていた。放送されていた熱海や大室山には夫と行ったことがある。夫と当時の写真を振り返り「熱海に行った翌年の同じ日、息子が生まれるなんてこのときは想像してなかったね」と息子を見ながら夫と笑った。息子はおもちゃに夢中だったけど。

その日の夜、息子はハイハイで布団の上を移動したり、ソファに行ってつかまり立ちをしたり。全く寝る気配が無かった。それならば!と息子を布団に寝かせ、わたしと夫が両隣で寝たふりをする作戦を決行。朝聞いた夫の話によると、最初に寝たのはわたし(とにかく眠かった!)次に息子、その様子を見届けて夫も寝てしまったと。結果的に、寝た「ふり」では無くなり、息子が寝た後に片付けようと思った家事もそのままだったが、朝目覚めたときに「ああ眠ってしまった」という罪悪感や後悔は全く無く、充実感や幸福感に満ちていた。

その前日のこと。
夫の仕事が再開して約1週間経ち、夫に想いをぶつけた。「息子とふたりで眠るのが怖い」と。日付が変わる頃に夫が帰宅し、お互い今日の出来事を一通り話すと「じゃあ寝るね、また明日」と言われ夫は別の部屋に向かう。わたしは息子の隣で横になるが、精神的にずーーんときてしまい(うまく言葉に出来ない…!)眠れなくなってしまった。母親失格だ。多分、このことがきっかけで夫も早く帰ってきてくれたのだろう。申し訳ない、妻としても失格だ。

息子も生まれて200日とちょっと。
わたしも母親になって200日とちょっと。落ち込む日もある。でも回復する術を知った(レベルアップ!)またずーんときてしまった時は、また家族3人川の字で寝よう。そして、笑顔で息子を抱きしめるんだ。

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