子供の頃、雨の日は

こんにちは。ゆりりうすです。
お昼近くまで雨が降っていて、憂鬱でした。雨の日は調子悪いです。
皆さんもそんな感じでしょうか?
でも、いつからかなー、と思ってしまいます。
すごく小さな頃。
それこそ保育園に通っていた頃は、雨が大好きでした。
ザーザー降っていても、シトシト降っていても好き。
子供の頃に発見したのは、雨の日って本当にカタツムリを見たり、カエルを見ることができる、ということでした。あと、ミミズとかね。
それから、花びらの上に水滴がついているのも、見ていて飽きませんでした。
でも、ゆりりうすが保育園に通っていた子供の頃、嬉しかったのは、長靴が大活躍するからなのでした。
私は普段から、お転婆を通り越して、暴れん坊だったので、母は普段から、お天気に拘わらず、私にいつも長靴を履かせていました。
合理的ですよね。いつもドロドロに遊ぶ娘でしたから。
それで、雨の日は、水溜まりに
「ドシャーン!」
と飛び込んで、長靴が水を吸い込んでいくのを立ったまま楽しんで、ガボガボになった長靴で足を高く振り上げて、友達とふざけてぶつかり合いながら、歩くのが好きでした。
こんな使い方をしていたので、私の長靴は、早めにダメになってしまいます。
母は、しょっちゅう私に長靴を買わなければなりませんでした。
ある日、私は母に連れられて、靴屋さんに行きました。
いつものように長靴のコーナーを見ると、とってもキレイな藤色の長靴がありました。
その当時、赤や青や黄色が多かったので、この色は珍しかった。
だから私は母に
「これ!これがほしい!」
と言って、キレイな藤色の長靴を買ってもらいました。
本当に嬉しかったのを覚えています。
とても気に入っていたので、この藤色の長靴は、ずいぶん本当の本当にボロボロになって、足のサイズが大きくなってしまうまで履いていた記憶があります。
子供の頃の写真で、1枚だけ、その藤色の長靴を履いているのがあり、それを見ると、懐かしい気持ちで胸がいっぱいになってしまいます。
あれは好きだったなあ。
ですから、一体いつから雨の日が憂鬱になってしまったのか、よくわからないですね。
子供は、雨と長靴と傘とレインコートがよく似合います。
そして、雨が上がり、大きな大きな虹が出ると、
「わー!」
と言いながら、ずっと上を向いて、口を開けていました。
ゆりりうすなりに、感動しておりました。
大人になると、その辺が少しつまらないかも、ですね。
おまけに、子供の頃は平気だったのに、大人になったら、カエルが苦手になってしまいました。
「のんのんびより」の中で、れんちょんが大きなカエルを、よいしょよいしょ、と動かしていたシーンでは
「ギャー!」
と叫んでしまいました。
子供の頃、私は強かったな、滅多に泣かなかったし。
と、野武士のような女の子だった自分を懐かしく思う、ゆりりうすでした。

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