プレミアプロをいじってみた

アドビ(Adobe)が出している動画編集ソフトのプレミアプロ(Premiere Pro)を使って、動画編集を本格的にやり始めてみた。
ただ、このソフトは“プロ”と名が付くだけあって、初心者の私にはかなりむ難しいかったのだが、それを少しづつ理解していく為に、趣味?のトレーニングを、1分間のショートムービーにすることから始めることにした。

Premier Proをクリック→オープニングまで暫く待つ→オープニング画面で新規プロジェクトをクリック→何やらややこしそうなウインドウが立ち上がり見てみる。

まず、“名前”を入れるらしい。これはいわゆるファイル名だろう。つまりはプレミアではそのファイルを“プロジェクト”と言っているらしく、まぁ色んな素材を詰め込んで、一つの動画になるから、それは例えるなら、会社などの組織で何か大きな事を成し遂げる時に、こういう“〇〇プロジェクト”なる言葉を良く使うが、つまりそんなイメージなんだろう…とザックリ理解することにした。

次にその下に“場所”とある。これは当然ファイル、いやプロジェクトの保存場所だから、ここはきちんと選んでおいた方が良い。なぜなら、プレミアは膨大な素材量を使用する為、それを繋ぎ合わせた生産物にも当然”大きな倉庫”が必要になるからだ。もしこれを仕事にするのなら、倉庫はきちっと整理整頓しておかないと、後で大事な物が見つからず大変なことにもなりかねない。最低でも2TBの空き容量は必要らしい。

あとは良く分からないので、そのままにして、“OK”を押し、いよいよプロジェクトスタートである。

そこでスタート画面を見て、ウィンドウの多さにまずやる気がかなり削がれる。一体どこをどう使ったら良いのか?

自分も何度も既に使って、ようやく使いこなせてきたので、あまり先輩づらは出来ないが、とにかくまず最初はウィンドウは大人しくいじらずに、動画素材を持ってくることから考える方が良いみたいだ。ウィンドウの扱いやカスタマイズは、後でどうにでもなる…はず…。まぁ、気にせず用意されたフィールドでそのまま先へ進もう。

でも、一つだけ覚えておいた方が良いのは、このデフォルトの画面に戻したい時、つまり知らないうちに使ってるウィンドウが無くなってるとか、どっかに行ってしまって戻し方が分からない、なんてことがあるかもしれないので、それをデフォルトに戻すには、上に並んでいるタグで、“学習”“アセンブリ”“編集”“カラー”“エフェクト”“オーディオ”“グラフィック”“ライブラリ”“Learning”とあるはずだが、ここの“編集”をクリックすれば、元のデフォルト画面に戻るので、今はこれだけ覚えおけばなんとかなりそうだ。

では早速素材を読み込んでみよう。左下のウィンドウに“メディアブラウザー”と出ているので、そこをクリックすると、使っているHD内のツリーが出来くるので、そこから使いたい素材を引っ張ってくる寸法である。

自分の場合は使いたいトレーニング動画をそこから引っ張ってくる。ダブルクリックすると、左上の“ソース”にそれが現れる。

ここで疑問なのは、“ソース”とはなんぞや?自分もこれは悩んだ結果、”これから料理する材料を出してきて、下ごしらえをやる場所”として理解することにした。まな板の上に、冷蔵庫から出した一匹の生魚をイメージしてもらえると良いかもしれない。当然その材料はどの段階でも手を加える事は可能だが、今手を加えてしまった方が後々楽な手順て言うものもある。例えば、3枚下ろしとか、頭と尻尾だけ切り落とすとか、内臓を取り除くとか…なんか、こんなデジタルの説明で、血生臭い話をすることになるなんて…。とりあえず、そういった下処理が出来る場所が“ソース”である。

“ソース”での下処理は下に並んだマークで行える。いわゆる、下処理用調理器具である。それぞれマークの上にポインターを持っていくと、名前が出てくるが、そこで良く使うのが、インマーク({  )とアウトマーク( })である。再生して(▶︎)任意のところで止め、インをマークとアウトをマークして、使いたい部分だけこれで範囲を決めておけば、ほぼ下処理終了である。

もちろん、下処理せずに丸のまま調理開始も可能である。その場合、その素材をいきなり右下の”タイムライン”にドラッグ&ドロップしてしまえば、そこからも調理を始められる仕組みで、先ほど下処理した”ソース”画面の素材も、同様にドラッグ&ドロップでタイムラインに載せられるのである。

タイムラインに載せられた動画も、切ったり貼ったりなどが自在に出来る。ここからが動画編集の楽しいところで、お好みの料理に仕上げるまで、手をいくらでも加えて、自分の中の究極の料理を完成させて行くのである。

楽しくなってきたところで、その続きは次回にしておこう。

あ、プロジェクトの保存は忘れずに。一番上に並んだ、タグに”ファイル”とあるので、そこから”保存”でOKである。

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