挑戦者としての天皇杯今昔物語

こんにちは。代表です!今回は昔話をさせてください。


この街には社会人リーグに所属しているチームよりも強いチームがありました。

そのチームの名は

高知大学体育会サッカー部

彼らは前人未到の天皇杯15年連続出場を果たしているチームで、過去このチームからJリーグに羽ばたいた選手もおり、文字通り高知のサッカーヒエラルキーの最上位にいるチームでした。
我らが高知ユナイテッドSCは前身チームの頃から、そんな彼らに幾度となく出場を阻まれ、苦杯をなめ続けていました。
2015年はPK戦までもつれ込みましたが惜しくも敗退。涙を飲んだことを覚えています。

そして、2016年。

相手は絶対王者高知大学。対する我々は圧倒的チャレンジャーでした。

あの高揚感は今でも忘れられません。

絶対に勝つ。という気持ちが応援のギアを上げたことも、昨日のことのように思い出されます。
どうしても勝ってV長崎と対戦がしたい。
高知にも大学じゃないクラブチームはあって、全国にその名前を響かせたい。
そういう功名心がガソリンとなり応援に火をつけ、結果2-1で勝つことができました。

その後、高知ユナイテッドSCは
スラムダンク山王戦後のようにボロ負けした…
わけではなくよく戦い、長崎から先制点も上げ、負けはしましたがJ2リーグ所属のチームに一太刀浴びせたこと、さらにはそのひたむきなプレーが長崎サポーターの関心を集め、チームとして評価をしてくれたサポーターも中にはいました。
長崎のホームスタジアムでの万雷の拍手は今もいい思い出です。

ときは流れ、今我々が連続出場のバトンを握ってます。
しかし、まだ一桁しか連続出場してません。あの記録には到底及ばないのです。
そして、再び高知大学と相まみえる。

今シーズンの大学リーグを見るに高知大学はこれまでと違う、新しい黄金期を迎えてるように思います。

だからこそ、面白い。

だからこそ、勝ちたい。

我々はまだまだ、そしてこれからも挑戦者として、高知県代表の座を掴み取りたい。

いちサポーターとしてはそう思います。
5/7は新しい歴史がはじまるか、Jリーグを目指すチームの強さを出せるか…
チームと我々サポーターは試されています。

勝ちましょう!

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