見出し画像

動画で確認してもいいけど、リアルなレッスンの臨み方が大事。

スタジオで、レッスンの振付動画をアップしています。

ここ最近は忙しくて次のレッスンの結構ぎりぎりに配信することもあります。

でも、スタジオの振付動画はこれくらいの間隔でもいいかな、と思います。

というのは、

『後で動画見れるからいいか』

画像1

的な感じになってほしくないからです。そのレッスンの瞬間を大事にしてほしい!

今はこうやって簡単に動画で撮影出来ますけど、今しっかり覚える!気迫があるでしょうか?

後で動画を配信してくれるからありがたい。確かに便利ですし、復習出来ます。

しかし、『ここで覚えて帰る!』という気概があるでしょうか?

レッスン動画の配信もちょっと考えちゃいます。

勿論、発表会やイベントに出演するなら仲間内で動画の共有はあってもいいかもしれませんけどね。

スマホもない!ビデオもない!そんな時代…


昔はYOUTUBEも無ければ、スマホもない。ビデオカメラなんて高額ですから、レッスンに簡単に持ってきて撮影も出来ないし、持ってきたとしても『OK』が出ることも少ない。

僕は本当に覚えが悪かったので、レッスン後にステップを足の順にノートに書いていました。

画像2


もう、帰ってすぐに書かないと忘れてしまいます。それでも、自分が気になったところは覚えているものです。

基礎は毎週やっていましたから、忘れるはずもない!

シンプルだし、翌週も同じことをするので、出来ているか確認できます。

基礎は足がガクガクするほどやっていた記憶があります。

暇さえあればアイソレーションをやったり…

『次のレッスンでこれを質問するぞ~!』ってくらい練習していました。


このステップが分からない、という質問ではなく、『ここってこうで合ってます?』『こんな感じですか?』と自分で考えて練習して、それで一つの結論に至ってその動作を見てもらう。

質問ではないかもしれません。

ですが『出来ません』『よくわかりません』というのは、初めてやったことだし、練習していなければ当たり前なのです。

よく分からないけど、やってみる。やっている間に疑問点が出てくる。さらにやっているうちに、解決策も出てくる。

次回のレッスンまでに何か一つ練習しまくっていましたね。

それで、一つ一つ出来ることが増えていきました。

出来なくて当然。だから、やるんですよね?

『合っているか分からないから、練習できない』という方がいます。

はっきり言いましょう。

『理解したところですぐに同じ動きは出来ない』

ということです。

理解してない=ムーブが合っているか分からない=正しい動きが出来ると感じない

としたら

理解している=ムーブが合っていないことは分かる=正しい動きが出来ると感じない

どちらも正しい動きが出来ると感じられることは無いんです。

ボールが上手く投げられないのに、ボールを投げる練習をせずに上手く投げることを考え続けますか?

投げながら考えませんか?

画像3

考えるゴリラ↑

出来ないからこそチャンスです。出来ないから、考える事が出来るんです。

出来なかったら直ぐに回答を出してしまえば、自分で発見する喜びを失ってしまいます。

練習して違っていてもいいじゃないですか。

その違う動きから新しいことが生まれるかもしれません。

いいですか!

違っていてもいいんです!

経験しているだけ。経験値が増えているんです


先生と同じ動きにならない。

当たり前!体つきも、筋力も柔軟性も、経験も知識も違う!

先生と同じくらいやって同じにならなかったら問題ありかもしれませんが、同じくらいやったら先生を超えるでしょうね。ポイントを押さえて指導していますから。

そもそも、出来ない、分からないから練習するのであって、理解できて同じ動きが出来たんだったらさらにレベルの高いムーブをした方がいいし、そうしませんか?

分からないけど、同じではないかもしれないけど練習する。

その時間は経験しているのであって、間違いではないのです。

それに、間違っていても、失敗してもいいじゃないですか。

その中から発見もあるし、自分で分かった時の喜びや、自分でやれたという経験が自信に結び付くのです。

理解してから行動する癖を、行動してから理解するにしていきましょう!

その方がよほど早く身に付きますよ!

常に行動しましょう!

ものごとをスタートさせる方法は、話すことを止めて、とにかく手を動かすことだ。                    ウォルト・ディズニー

シェアしてくれるととても嬉しいです! とても励みになります!よろしくお願いします!