自己紹介⑥(旦那の不倫疑惑)
窮屈な気持ちを抱えながら
子供を2人寝かしつけて
ふと旦那を見てみたら
スマホ片手に寝ていた
わたしは両脇に2人抱えて
寝かしつけてるのに…
スマホいじって寝て
そんなに仕事して稼いでる人が偉いわけ!?
そんなふうにイラッとした時
ピコン
旦那のスマホ画面に通知がきた
「もう寝たかな?❤️」
何この内容?
ハートマークついてるけど…
女の勘って鋭いよね
あ、女だ…
すぐわかった
ちょっとすいませんね〜
と子供達を両脇からおろして
ドキドキしながらスマホチェックした
あかん…
悪い事してるってわかってるけど…
わたしも言われっぱなしで
もう辛い
スマホのロックを解除したら
出てくる、出てくる、
わんさか出てきた
「大好きだよ」
「あなただけだよ」
「早く会いたい」
東京の人妻と連絡をとっている様子で
焼肉屋の旦那さんがいて
次の東京出張の時に午後から会おうと約束してる
しかも
わたしのこと、めちゃくちゃ悪く言ってる
「親に寄生してる」
「1人じゃ何もできない」
「別れたい」
「君と連絡取ってる時間だけが幸せ」
大粒の涙が頬を伝った
あぁ…
わたし、こんなヤツのために必死だったんだ…
今すぐにでも旦那を起こして
ビンタ100発お見舞いさせたかったけど
子供がやっと寝てくれたから
旦那にバレないように
静かに写真を撮った
しばらく様子を見ていて
別に何も変化はなし
いつも通り
「親を頼らず育児したか!?」
と威圧的
「うん、してたよ〜
今日はイオンの〇〇に行って
遊ばせたもん」
イラッとしたが
子供の手前、普通に過ごしていた
子供達もまだ1歳と0歳
これからお金もかかるし
わたしが稼いでいるわけでもないし
別れることはできない
我慢…
我慢すれば子供達にかかるお金は
このクソ旦那が稼いできてくれる…
我慢…
我慢…
そして
次の東京出張の日
「今日、いつ帰ってくるかわからんから
また連絡する
じゃあ、行ってくる」と家を出た
仕事ではつけない香水をつけて出て行った
子供達の顔を見て、わたしの顔を見て
そして何もないかのように
家を出て行った…
アイツ…
マジで性根腐ってるな…
いや、我慢…
我慢しないと
わたしは稼げないから…
と誰にも相談できずに
我慢していた…
昼が過ぎて
ピコン
スマホが鳴った
「今から帰る」
え??
今日、焼肉屋の人妻とホテルいくんじゃないの??
そう思っていたのでびっくりした
「わかったよ〜気をつけてね」
とだけ返事をした
帰ってきた旦那は
小さな花束を持っていた
「はい、お土産」
花束を手渡してくれた
「ありがと…なんで?」
絶対、焼肉屋の人妻にプレゼントするやつだったやろwww
もう我慢の限界…
「これさ、焼肉屋の人妻に渡すやつやろ?
なぁ?正直に言ってよ」
半年以上、いやもっと我慢していた事が爆発した
「は?なにそれ?
スマホ見た?最低だな!」
「最低はどっちや!バレんようにやれ!
通知が見えるんじゃ!ボケ!」
そこからはお互いにヒートアップ
「お前が親に頼りっぱなしで
俺の立場がないからだろ!!」
「お前が俺の言うこと
一切聞かなかったからだろ!!」
「お前が親の言いなりだからだろ!!」
「お前が…」
「お前が…」
旦那が全部わたしのせいにする
「人のせいにするのはいいけどさ
それ、仕事でもやってるの?
仕事でミスしたら人のせいにしてるの?
ねぇ?どうなの?
子供も2人いるのに
お前の子供だって何度言えばわかるの?
この半年以上、
わたしはあなたに従って
あなたの顔も見たくないほど
いろんなこと言われたけど
子供達のためだと思って
我慢してきた
それなのに
お前はどうなんだよ!
人のせいばっかりにしやがって
よくわからんやつとメールして!
クソだな!!」
もう終わってもいい
子供達はわたしが育てていく
そう思っていた
「…子供は可愛い…けど
子供がお前の両親に取られる気がして
俺も婿入りだから立場ないし
お前は親の事ばっかり聞いてるし
俺いらんやんって思った
しかも、長期のアメリカ出張の話もあるから…
余計に子供達が俺の事、忘れるやん…」
は!?
what!?
何それ!?
アメリカ!?
USA!?
なにそれーーーー!!!
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