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大河SF/第69回

荒れ果てた荒野。光線銃を携えて歩いている。光線銃は子供のおもちゃのような外観をしていて、子供のおもちゃのように光るだけだが、それゆえに効果がある。トイレに行きたいのでうちの裏の方へ行く。ひまわりが咲いているなあ。というか、時期が終わって、タネがとれるのか。トイレになっている小屋に入る。蛾がたくさんいて体にまとわりついてくる。とても用はたせない。トイレの前にはスペースがあり、隣人がテラスから空き缶を投げ入れてくる。缶蹴りをするつもりだろうか。学校に行こうと思う。着いたのが朝の8時15分ころだ。もうホームルームがはじまっていそうだし、帰りたいと思う。しかし校内に入る。教室では授業が始まっているようだが、下級生のクラスなんだろうか。わたしは教室の中をうろうろする。図書室に行ってみようと思う。図書室では廃棄本を自由配布している。翻訳のハードカヴァーが多い。『不幸は幸福なり』という題の本がある。廃棄本は大きい箱に入っている。

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