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21. メキシコ&キューバ(下) | 最後の一歩

読める世界一周 in Mexico & Cuba
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• 期間:2017/6/23 – 7/3(11 days)
• 旅程:ハバナ → カンクン → サンクリストバル・デ・ラスカサス → メキシコシティ → 成田
• 費用: 57,063 JPY(※70 USD≒7,700 JPYの航空券のルート変更費用含む)
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6/23 (Sat) 帰メヒコ

• 2週間ぶりのメヒコ、Cubaより帰還しました。
• 以前と宿を替えCasa吉田にお邪魔する。その名からも日本人御用達の宿。ロサス7より少し高級で、ずっと涼しい(部屋にもよるか)
• ただ今回は残念ながら、本当にお邪魔でしかなかった。そこにいた彼らのガチャガチャ騒いでる内容が、芥子粒ほども面白くなかった。(1)
• その中の一人には周囲の店教えて貰ったり、いくらか世話になったから、あまり悪くは言えないけれど、ぬるいっす。

(注記)
1. どこかの局のADらしい子が「今撮ったらそのまま番組になります」とか、その場の会話を仕切ってるヤンキー風の兄ちゃんにお追従を言ってた(ように聞こえた)

6/24 (Sun) ロサス7に出戻り、1泊目

• というわけでチェックアウト。うだるほどの暑さ。(1)
• どこかへ行く算段を考えるも、飛行機が割と高いんやな。
• ふらふらと前の宿のロサス7(シエテ)に戻ってくる。結果的にここでぬるい生活を送ることになる。人のことは言えない。
• 晩飯は宿から徒歩3分ぐらいの距離にある公園に並ぶ露店でで50ペソ(≒ 300 JPY)で食べて、ペリカンスーパーでビールを買って宿に戻る。

(注記)
1. 海外で安く楽しくパーティー三昧なんて日々に何のゆかりも憧れも。いざ灼熱のOn the road!つぶやいて宿を出たら、うだるほどの暑さ。

6/25 (Mon) ロサス7、2泊目

• 朝、起きたか、な(↑)、まぁ起きた、かな(↓)。
• この宿は煉獄のようだ。男子のドミ部屋の空調は扇風機のみだが、これが灼熱におっつかない。
• 寝汗をかく以外、何もしなかった。何も。
• いや、腹筋を20回だけしたか。

6/26 (Tue) ロサス7、3泊目

• 昨日の反省から今朝は早起き。5時半の便を狙ったら6時のバスに乗れた。
• いざセノーテへ行こうじゃない。セノーテいうのは泉のこと。
• グランセノーテは美しかった。遠くを泳いでいるはずの女の子のお尻が、ズギューンと見えるこの不思議。透明度100メートルはダテではない。(1)
• それから泳げる世界遺産ことTulum遺跡を見て、Playa del Calmenに寄って帰れば、いい1日の出来上がり。ずっと一人だけれど。
• 宿で少し語らう、この温度感が好き。さらっとしていて、押し付けない。でも協力的というかね。伝わりますやろか。僕はこっちがいいんです。
• 夜話したギャル的な二人と、何故か明日もセノーテにゆくことになりました。その場の勢いに流れてみる、遊び。

(注記)
1. 透明度の驚異。視力2.0ぐらいあるんちゃうかと思うほどよく見える。空中よりモノが散ってないということなんやろか。なお人が増えると、泉の底に沈んでる藻が水中を舞って透明度が落ちるので、何とかして朝イチを目指すと良いと思う(前泊という手もある)不純な理由で頑張って欲しい。

6/27 (Wed) ロサス7、4泊目~いつまでおんねん~

• 6時半出発は叶わず、Correctivo乗り場で7時ぐらいになりました。(1)
• グランセノーテ到着は9時を少し過ぎた。昨日より30分程度遅なったかな。
• そのせいかは知らんけど昨日より少し藻が舞った。敢えてそれを言うほど野暮ではなかったけれど。(2)
• 係の人に「昨日も来てたじゃない」などと言われた。照れた。
• もひとつセノーテハシゴしてから、Playa del Carmenのビーチそばの適当な店で、瓶ビール飲んで、晩飯食うて帰って来る。昨日より楽しい。
• 総じていい子達でした。ちょっとした時に見せるギャルの可憐さは、胸を打つものがある。

(注記)
1. Correctivoは乗り合いのバンみたいなもの。バスターミナルのすぐ横に乗り場がある。Playa del Calmenまで行って乗り換え、次はTulumまで。合計85ペソ(≒515 JPY)。Tulumからグランセノーテまでは5kmぐらいなので歩けない距離でもないけど朝は時間を買ってTaxiに乗った。
2. この記事が見られることはないと思う。多分。

6/28 (Thu) ロサス7脱出

• これはもしかしたら、沈没というやつだったのかもしれない。これまでの旅で、一番長居しました。Cubaの前後合わせて、合計6泊!(1)
• HitomiとKanaはビーチに行くとのこと。そうかそうかと。白身魚のフライのタコスを食べてお別れ。言うてる間に目的地へのバスはやってきて、2人は急いでハグをして走っていった。(2)
• ちょろっと調べた結果、オアハカとの対決を制した、San Cristobal de Las Casas(サンクリストバル・デ・ラスカサス)に行くことにする。町の名前がとても長い。(3)
• カンクンのバスターミナル。時間通りか5分ぐらい遅れて到着したバスは、空調の故障か何かで帰っていった。
• そして待つこと3時間。窓口作業が発生し、案内された振替えのバスにはNino(子供)で乗ることになった。Yo soy nino?と聞いた。

(注記)
1. ひとつの宿には最大3泊ぐらいのノリでやってきた。
2. さよならバスやん、って思いましたか。
3. 日本人は略してサンクリと呼ぶみたい。現地ではなんて言うんやろか。

6/29 (Fri) この町にはもっとおれた(1)

• カンクンから22時間ほどかかって到着。遠い!
• 宿にチェックインして、ふらりと出掛けて晩飯を食べただけ。
• たったの30 Peso(≒ 180 JPY)であの良質なワインと美味しい付け合せが頂けるとはリッチであった。Vino de Bacco。前職のワイン好きの上司が頭に浮かんだりした。

(注記)
1. San Cristobal de Las Casasはよいところ。旅先の細やかな魅力を語るのは写実的なこちらに任せよう。(参考:メキシコのサンクリがこんなに女心をくすぐる街だったなんて。久々にこの街で浸水しそう...

6/30 (Sat) 急ぐ旅ではあるまいが

• 1泊で出発することにした。1度そうと決めたなら、あとはその時まで出来る限りのことをするだけ。この感覚、何かに似ているような気がする。(1)
• 残る時間で街歩き。小高いとこに見える白い教会に行ってみる。
• ややグレた感じのヤンチャな雰囲気のおっさんのを後ろを歩く。教会までの道中は口笛ピーピー鳴らしながら上機嫌だったが、祭壇の前では膝をついて何やら喋りながら泣いていた。
• 夜行バスまで残りわずか。コーヒーをゆっくり飲むことだけ叶わなかった

(注記)
1. これ何ですか。

7/1 (Sat) 目が覚めたら、メキシコシティ

• 14時間と言ってたバスは、結局16時間ぐらいかかって、メキシコシティに到着した。街には少しゴミが散っている。ちょっと物騒な街なのかい。
• 宿にチェックイン。今日は博物館へ行こう。シンプルに、シンプルに。(1)
• 夜、Maxというアメリカ人と話す。いいヤツだった。シンプルに。

(注記)
1. メキシコシティにはいい博物館やら美術館がいっぱいある。その中から、メキシコ国立人類学博物館を選びました。一番人気に素直に沿う形。多分、もう何かを沢山したいってことはないような感覚だったのだろう。

7/2 (Sun) 日本は夢よ、憧れよ

• もう何を書く必要もないだろう。これが最後の、最後の1日。
• 予定通りテオティワカンに行こう。ここまで来たら気張ることなもなく、ちょっと飾りをするようなもの。(1)
• 戻って街で、Pozoleを食べながら、今後のことをまたちらり考えた。強気になって I will exemplify you!と言ってみる(2)
• 最後に、日本に降り立つ時、僕は何を思うのであろうか。

日本は夢よ、憧れよ。
あぁ、この海越えれば、我が故郷。
夏が、日本の夏が、、、(絶句)

(注記)
1. 良かった。日曜日はメキシコ人はタダ!らしく、いつも同じ値段の観光客的には混んでる分ちょっとアレではあった。別にいいっちゃいいんやけど。
2. 前職の同期激賞のメキシカンフード、Pozole。何回食べてもまぁまぁのお味。この英語は強気に言うたものの間違ってた。I will exemplify myself (to you). が正しいかったのかな。

7/3 (Mon) 夢の着地点は

• 空港内のStarbacksは市中よりも高かった。財布には2 Pesoが残された。(1)
• これでもうお終い。
• 太平洋横断フライト。ANAのサービスは「違うレベル」を思わせた。(2)
• 黄金の国、ジパングが待っている。

(注記)
1. 1 Pesoでもなく5 Pesoでもなく。にぺそ。
2. 機内のトイレに行って便座に座った目線の先に、見慣れぬPost itが貼られていて「ドリンクやスナックを後方でご用意しております。お気軽にご利用下さい。」的なことが書いてあった。そんな飛行機は初めて。


(追憶~まさまさ牛歩の旅~ 以上)

よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。